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明智光秀の主君・織田信長 桶狭間進軍の道“信長攻路”をたどる 名古屋 戦国歴史さんぽ

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明智光秀の主君・織田信長 桶狭間進軍の道“信長攻路”をたどる 名古屋 戦国歴史さんぽ

大河ドラマでも注目の明智光秀。その主君・織田信長が躍進するきっかけとなった「桶狭間の戦い」進軍路をたどる

戦国武将・織田信長が、尾張の一地方領主から天下布武へ向けた躍進を始めるきっかけとなった、「桶狭間(おけはざま)の戦い」。その進軍の道〝信長攻路〟沿いには、数多くの史跡や魅力的な観光スポットが点在している。名古屋が誇る歴史と文化を満喫できる開運旅へ、いざ。


信長攻路とは◆

桶狭間の戦いの際、信長が進軍した道のりを、信長の武運にあやかることができる開運街道として「信長攻路」と名付け、整備した観光ルート。信長が必勝祈願した社寺や、合戦ゆかりの地などをめぐるルートは、揚羽道、永楽道、木瓜道の三つ。沿線の見どころやグルメ情報をまとめたマップも配布している。


桶狭間古戦場公園

今川義元が討たれたと伝わる地に整備された公園。園内は一帯の地形、城、各軍の侵攻路などを模して設計されており、桶狭間古戦場保存会のボランティアガイドが説明をしながら案内してくれる。ガイド予約は2019年6月にオープンした観光案内所へ。桶狭間の戦い関連のグッズ販売もある。

10時16時(桶狭間古戦場観光案内所)/年末年始休/TEL 052-755-3593


清洲公園
清洲公園の信長の帰蝶の像

2020年大河ドラマの主人公は戦国武将・明智光秀。その主君であり、やがては光秀に命を奪われることになる戦国の覇者が、織田信長だ。一地方領主に過ぎなかった27歳の若き信長の名を一躍世に知らしめたのが、桶狭間の戦い。1560年(永禄3)、尾張に侵攻していた東海の雄・今川義元を奇襲し、これに成功。以後、歴史は信長による天下統一へと傾いてゆく。

信長が20歳から8年間を過ごし、桶狭間へと出陣した清洲城は、名古屋駅から車で20分ほど北に位置する。そこから南下し桶狭間古戦場公園まで続く約30㎞の進軍路には、信長が戦勝を祈願し、その勝利後、本殿を囲む土塀(信長塀)を寄進した熱田神宮や、織田勢・今川勢の砦跡、信長が義元の首検分をしたと伝わる長福寺などが点在。これらを巡れば、戦国の世を一変させた桶狭間の戦いの概要が追体感できる。なお、信長塀は土と石灰を油で練り固め、瓦を重ねた堅牢な塀で、現在もその一部が熱田神宮に残されている。

清洲公園

かつて清洲城本丸があった地に整備された公園で、園内には桶狭間に出陣する信長と正室・帰蝶の像が立つ。五条川を挟んだ対岸には、復元された清洲城がたたずむ。本能寺の変の後に清須会議が行われた、まさに歴史が動いた地だ。

 9時〜1630分(天守閣)/月曜(祝日の場合は翌日)、年末休/300円/TEL 052-409-7330


名古屋城本丸御殿
連日、多くの見学客でにぎわう名古屋城本丸御殿。徳川家光の御座所だった上洛殿「上段之間」

そしてこの戦でもう一人、運を開いた武将がいた。桶狭間で今川勢の先鋒を務めた松平元康、のちの徳川家康である。元康はこの戦いをきっかけに今川と袂(たもと)を分かち、三河を平定。信長に協力し天下に台頭してゆく。

時代は下り、その家康が関ヶ原の戦い後に築城し、九男・義直を入城させたのが名古屋城。2018年6月には藩主の政庁・住居である本丸御殿が、竣工当時と同じ建材・技術で完全復元され、公開が始まった。公式儀礼に使われた「表書院」や、3代将軍・家光の宿所として増築された最も格式の高い「上洛殿」など、豪華な障壁画や襖絵、装飾金具に彩られた空間は、ため息が出るほど美しい。

名古屋城本丸御殿

戦前に国宝指定されていたため、詳細な実測図や写真が残され、これが完全復元を可能にしたという本丸御殿。書院造の意匠が華やかな寛永期(162444)の姿が着工10年を経て蘇った。尾張徳川家の領地・木曽の檜で建てられた御殿内では、復元模写された障壁画に彩られた表書院、対面所や最高格式の上洛殿などが見学できる。

9時16時30分(本丸御殿は〜16時)/12月29日1月1日休(イベントにより変動あり)/500円/TEL 052-231-1700(名古屋城総合事務所)

 


名古屋に行ったらぜひ味わいたい なごやめし

なごやめし
左から名古屋コーチン親子丼、あんかけスパ、味噌煮込みうどん

東西の中間に位置し、独自の食文化が根付く名古屋。名古屋城本丸御殿落成に先立ち、本丸東門・正門のそばには〝なごやめし〟の名店が一堂に会した「金シャチ横丁」がオープン。美しい本丸の石垣と堀を眺めつつ、名古屋コーチンの親子丼や味噌煮込みうどん、あんかけスパなど、新旧のグルメが堪能できる。三河武士を支えた赤味噌グルメからB級グルメまで、いざ、実食!

金シャチ横丁
一度は食べたい“なごやめし”の名店や物販店など19軒が集まる金シャチ横丁
あつた蓬莱軒のひつまぶし
“なごやめし”の代表格・ひつまぶし

あつた蓬莱軒本店

今や全国区となった「ひつまぶし」発祥の店。長焼きした三河一色産の鰻を刻んでご飯にのせ、まずはそのままで、次に薬味をかけて、最後はだしを注いでいただく(3990円)。木造店舗のたたずまいも雰囲気あり。

11時30分14時16時30分20時30分/水曜、2・4木曜休/TEL 052-671-8686


名古屋中心部から足を延ばして・・・美しい昔町へ【有松・大高】

名古屋駅から東海道線や名鉄で南へ20分ほど行けば、江戸時代から続く伝統の有松絞りで知られる有松や、酒造りが今も息づく大高があり、昔町探訪も楽しめる。

有松
【有松】1608年(慶長13)、尾張藩により東海道の鳴海宿と池鯉鮒(ちりゅう)宿の間にひらかれた町。街道を往来する旅人の土産物として考案された有松絞りで発展。一帯には当時の商家が今もたたずみ、絞り体験ができる工房もある。
有松絞り
「やまがみ絞り」で見つけた有松絞りのストールと、布をくくってできる立体造形を活かした靴下。
有松絞り体験
江戸時代末期創業の「有松工芸」では、絞り体験(手ぬぐい2700円など)が楽しめる。9時~18時/年末年始休/TEL 052-622-5881
庄九郎カフェ
今も続く絞り商であり、市の有形文化財に指定されている「竹田邸」の離れを利用したカフェ&バル「庄九郎カフェ」。3種のアレンジ寿司に抹茶がつく庄九郎ランチは1500円。11時~16時、17時~22時/月曜休/TEL 052-627-2055
大高
【大高】知多半島の付け根に位置し、良質な水が湧く大高には、市内にある5軒の酒蔵のうち3軒が集まる。明治初期には9軒あったという。毎年2月第4日曜には神の井酒造、山盛酒造で蔵開きが行われ、新酒が振る舞われる。

この記事をベースにした日帰りツアーができました!

名古屋観光コンベンションビューローと月刊「旅行読売」では、戦国ブームに沸く今、名古屋を新しい視点である“歴史”をテーマにめぐってもらおうと、名古屋駅発着の特別ツアーをご用意しました。

2018年に完成公開し、連日多くの見学客でにぎわう名古屋城本丸御殿の貸し切り鑑賞や、人気店・あつた蓬莱軒で「ひつまぶし」を堪能、2019年に日本遺産に認定された有松の町並み歩きなど、コラボ企画ならではの特別感あふれる内容になっております。ふるってご参加ください!

ツアー詳細はこちら


名古屋へのアクセス

◆鉄道利用◆

東京駅から東海道新幹線(※のぞみ利用)1時間40分、新大阪駅から同50分で名古屋駅 

◆車利用◆

東名高速東京ICから名古屋ICまで約315㌔、名神高速豊中ICから東名阪道名古屋西ICまで約157

※東京はじめ各都市から高速バスも多数運行されている。

観光の問い合わせ

名古屋観光コンベンションビューローTEL 052-202-1143

名古屋観光情報 名古屋コンシェルジュ

Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん