新しい駅カードを配布中
角館駅で配布中の駅カード
新潟支社でも配布中
「駅カード」をご存知だろうか。JR東日本秋田支社で2020年8月から、鉄道利用の促進と沿線地域の活性化を目的に配布を開始したカードだ。駅ごとに、関連車両や名所が描かれ、駅に関する詳細データも記載されている。一部、秋田県内の私鉄も参加している。3月13日のダイヤ改正にあわせ現在、大館駅や角館駅など第3弾を9月30日まで配布中だ。
5月9日までは、新潟支社でも駅カードを配布中。村上駅や燕三条駅など7種を用意している。3月31日までは横浜支社でも配布していた。
今回、そんな駅カードの中から、秋田支社で配布している第2弾から4枚を厳選して紹介。どれも素敵な鉄道旅の想い出としてゲットしたい1枚である。
奥羽線・弘前駅
秋田-青森駅間を走るE751系の特急「つがる」と、桜に彩られる弘前城が描かれている。1894年開業の駅舎で、現在で4代目だ。五能線が乗り入れ、隣接して弘南鉄道も走っている。桜の名所として人気の弘前公園(弘前城)まで徒歩25分だ。配布場所は、弘前駅改札口(5時10分~0時30分、無休)
男鹿線・男鹿駅
男鹿線の終着駅で、かつての船川線船川駅からの改名。「男鹿なまはげライン」の愛称で親しまれている。カードには、国鉄時代を思い出すキハ40・48形と寒風山が描かれている。2017年から蓄電池駆動電車「アキュム(愛称)」が運行している。配布場所は、男鹿駅改札口(5時~23時40分、無休)
秋田内陸縦貫鉄道・阿仁合駅
三角屋根が特徴の駅舎で、東北の駅100選に選定されている。カードにも駅舎とAN8905(笑EMI)が描かれている。駅待合室にレストランと売店があり、内陸線オリジナルグッズも販売。御朱印の鉄道版として話題の鉄印、鉄印帳も売っている。配布場所は、阿仁合駅改札口(4時50分~22時50分、無休)
由利高原鉄道・矢島駅
羽越線と接続する羽後本荘駅から走る由利高原鉄道の終着駅。本社と車両基地があり、1階に売店と観光案内所もある。カードには、2014年にデビューしたYR-3003 形と名峰・鳥海山が描かれている。オリジナルグッズのほか、鉄印、鉄印帳も販売。配布場所は、矢島駅改札口(5時30分~22時40分、無休)