東北デスティネーションキャンペーン
いわての旅 SL銀河がゆく
宮沢賢治のふるさとを訪ねて
東北線花巻駅から東北新幹線新花巻駅を経由し、北上山地を抜け、港町・釜石をつなぐ釜石線。前身は1915年、花巻―仙人峠間に全通した「岩手軽便鉄道」だ。花巻川口町(現・花巻市)出身の宮沢賢治の代表作のひとつ、童話「銀河鉄道の夜」のモチーフとなったとされている。
この釜石線に2014年、登場したのがSL銀河だ。蒸気機関車「C58」がけん引。客車「キハ141系」4両は、「銀河鉄道の夜」を主なテーマにし、ガス灯風の照明やステンドグラスで装飾され、賢治の世界観にひたれる。東北DCにあわせ、鉄道ファン、賢治ファン待望の1年ぶりの復活となる。
ゆかりの花巻市では、宮沢賢治記念館や宮沢賢治童話村などを巡るのもいいだろう。
「イツモシズカ二ワラッテヰル」。賢治の面影を探しながら、ここ岩手で特別な旅を楽しみたい。
「SL銀河」運行情報
8月21日~9月26日までの土曜(釜石行き)、日曜(花巻行き)に運行。10月以降の運行情報はJR東日本のホームページなどで確認を。
※8月21日・22日は「SL銀河東北DC結び号」となる。21日は盛岡駅発。
全車指定/乗車券のほかに指定席券(おとな840円、こども420円)が必要/JR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザおよび主な旅行会社で販売。
〇釜石行き
【花巻】10:36発→【新花巻】10:50発→【遠野】13:31発→【釜石】15:10着
※8月21日は盛岡駅8:00発
〇花巻行き
【釜石】9:57発→【遠野】13:53発→【新花巻】15:08発→【花巻】15:19着