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ご飯のおとも やみつきシャケ

場所
> 札幌市
ご飯のおとも やみつきシャケ

北海道産のシャケやホタテ、タマネギのうまみがひと瓶にギュッと凝縮されている(写真提供/ノフレ食品)

南極料理人のこだわりレシピが生んだ逸品

シャケフレークなど魚介類を使ったご飯のおともは数多いけれど、それらと一線を画し、「ひと味違う」と評判なのが、南極料理人・西村淳さんが監修した「やみつきシリーズ」だ。「やみつきシャケ」「やみつきニシン」「やみつきタコ」「やみつきタラ」の4種あり、2018年の発売以来、累計7万本以上を売り上げている。

西村淳さんは南極地域観測隊で料理人を務めていた頃、限られた食材をやりくりする中で、「魚をおいしく、余すところなく食べてほしい」という思いからニンニクやオイルを活用していた。やみつきシリーズには当時のレシピが生かされている。

一番人気の「やみつきシャケ」は、北海道産の白ジャケを焼いて手でほぐし、北海道産のホタテとタマネギ、さらにニンニク、トウガラシを合わせて菜種油に漬けている。食材のうまみと甘みが溶け出たオイルが、ふっくらやわらかなシャケに絡んでジューシー。ニンニクとトウガラシのパンチも効いて、ご飯が進む。

シリーズ
「やみつきシリーズ」は4種。メインの魚介類によって風味が異なり、それぞれにファンがいる
ペペロンチーノ
やみつきシャケを使ったペペロンチーノ

このシリーズは、販売するノフレ食品株式会社の信太(のぶた)孝一社長と西村淳さんが、2人の出身地である北海道を応援したいと意気投合して開発された。そのため、シャケやニシンなど主原料は道産を使い、食品添加物は極力使わないなど、食材の味わいを生かす工夫がされている。

「火入れを強くしたり、添加物を追加すれば常温で保存しやすくなるのですが、魚介のフレッシュ感にこだわった製法を守っています」と話すのはノフレ食品の首都圏エリア担当・名畑嘉政さん。調理したてのようなフレッシュ感は、このシリーズの大きな特徴だ。

シャケのほかにも「やみつきタコ」はもっちりしたタコの食感、「やみつきニシン」はかむごとににじみ出る甘み、「やみつきタラ」は干しタラを使ったような濃厚なうまみが楽しめる。パスタやパン、サラダなど活用の幅も広い。


文/中元千恵子


ノフレ食品株式会社

やみつきシリーズ:各1080円(150㌘)※販売サイトなどで変動。公式ホームページでご確認ください

注文方法:ホームページから注文。東京・有楽町のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ有楽町店」でも販売

住所:北海道札幌市中央区南10条西15−1−16 さいとうスタジオコート1階

(出典 「旅行読売」2021年11月号)

(ウェブ掲載 2022年1月4日)


Writer

中元千恵子 さん

旅行ライター。日本全国を旅して職や工芸、風土を紹介する記事を執筆。都内アンテナショップのポータルサイトに携わり、約10年間取材し、各店舗の名産品を3000点以上紹介してきた

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