乗って、歩いて、丹後を堪能――「海の京都」を味わう「ガストロノミーウォーキング」ツアー
ゴールの丹後王国でふるまわれたコッペ汁
ばらずし、肉じゃが、カニ、サワラ――。 「海の京都」は“食の宝庫”。 鉄道、ウォーキング、グルメを楽しむ 大満足のよくばりツアーとは――。
多彩な食文化が根ざす京都府北部のエリア、通称「海の京都」。昨年12月4日、「『海の京都』を味わう『ガストロノミーウォーキング』」と題したモニターツアーが京丹後市で実施された。鉄道とウォーキングで、途中の「ガストロノミ―ポイント」ごとに「海の京都」の食を味わうという内容だ。
ツアー当日、京都駅集合のグループに同行した。特急「はしだで」1号に乗車。天橋立駅で京都丹後鉄道に乗り換え、車窓に天橋立が見えると、30分ほどで網野駅に到着。早速「舞鶴海軍式肉じゃが」がふるまわれた。体が温まったところで、ウォーキングをスタート。お次は丹後名物の「ばらずし」だ。サバのおぼろ、カンピョウ、タケノコ、錦糸卵などの具が目にも鮮やかだ。
その後、網野神社にお詣りし、約5㌔のウォーキング。ばらずしの腹ごなしが済んだかなと感じたころ、ゴールの丹後王国に到着した。参加者は熱々のコッペ汁と蒸しガキ、智恵の餅などを堪能した。
参加者の福王礼子さんと清水佐多子さんは、それぞれ1人で参加したが、当日意気投合。「丹後には車で来たことがありますが、鉄道では初めて。風景が違って見えるのが新鮮ですね」と福王さん。“鉄子”の清水さんは鉄印帳の旅を楽しんでいるという。
棟上綾香さんと金森千絵さんは職場の同僚。コロナ前はシンガポールや台湾など、海外旅行を楽しんでいたという。「海外にも行きたいですが、気楽に楽しめる国内旅行もいいですね」と笑顔で話してくれた。
「海の京都」を訪れるイメージ動画とツアー同行動画は読売旅行HPからどうぞ。
今からでも間に合う読売旅行「海の京都」ツアー特集ページもご覧いただけます。