「宮崎餃子」 ぐるっとグルメ旅(1)
青島
古墳群とパワースポットを巡る
餃子の購入頻度、支出金額で宮崎市が年間1位になったことで、「餃子の町」として注目される宮崎県。人気の観光名所や絶景へ立ち寄りながら、宮崎餃子を味わい、魅力に触れる旅へご案内します。
1コース目は、宮崎市から西都市へ歴史と餃子を楽しむドライブへ。1日目に向かった西都原古墳群には300余の古墳が集まり、国の特別史跡に。春は菜の花の名所として人気だ。
餃子の町・高鍋町で餃子を食べ歩いた翌日は、青島へ。パワースポットとして人気の景勝地で、南国ムードが漂う中、青島神社や鬼の洗濯板などを見て回りたい。
りょう GARDEN(宮崎市)
中華ではなく和の「宮崎餃子」にこだわる。焼き餃子(5個320円)は、カツオ、コンブ、鶏ガラからとったダシ汁と、宮崎県が誇るブランドポークを使った具が特徴。コクのあるラー油と味噌ダレは自家製だ。11時~14時30分・17時~23時30分/不定休/TEL:0985-64-8855
餃子の馬渡(高鍋町)
創業1967年の老舗の餃子専門店。「もっちり餃子」として知られる皮が特徴で、ラードを使った焼き面はパリパリ、蒸し面はもっちり。具は6時間ほど寝かせ熟成させる。焼餃子(8個480円)、宮崎産鶏肉の手羽餃子(1本270円)など。16時~20時30分/火曜休/TEL:0983-22-3251
たかなべギョーザ(高鍋町)
1971年創業の味を守り続ける。薄皮に野菜多めの具を一つ一つ手包みする。焼きギョーザ(10個500円)は、冷めてもうまいと評判。上海棒ギョーザ(5個600円)は、大葉とプリプリとしたエビが特徴だ。香り豊かなラー油も自家製。16時30分~20時30分/月曜休/TEL:0983-22-2531
ラーメン亀仙人(宮崎市)
ラーメンに入れる背脂を仕込む際、出るラードを使って餃子を焼く。皮にコンブとカツオダシを加えた餃子は風味があり、タレやかやくも自家製。餃子は白と辛い赤とがある(各6個300円)。11時30分~13時45分・18時~24時45分(金・土曜は~翌1時45分)/日曜休/TEL:0985-26-8281
【コース】
1日目/宮崎空港⇒(9.5キロ)⇒りょう GARDEN⇒(31キロ)⇒西都原古墳群⇒(13.5キロ)⇒高鍋町内(泊)、餃子の馬渡、たかなべギョーザ
2日目/高鍋町内⇒(29キロ)⇒ラーメン亀仙人⇒(17キロ)⇒青島⇒(10.5キロ)⇒宮崎空港