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【出港!海の旅】フェリーさんふらわあの新造船で別府へ(1)

場所
> 大阪市、別府市
【出港!海の旅】フェリーさんふらわあの新造船で別府へ(1)

早起きして潮風の吹く開放的なデッキで瀬戸内海の朝焼けを見る

 

110年超の歴史を誇る航路のフェリーが新しく!

大阪~別府間を運航する大型客船「くれない」とその姉妹船「むらさき」が2023年1月と4月に相次いで新造船として生まれ変わった。歴史ある航路の最新船に乗って、別府までの旅に出た。

大阪港のふ頭に横付けされた「むらさき」に乗り込むと、3階まで吹き抜けのアトリウムが目の前に現れた。軽快なテーマソングが流れ、列車や車の旅とは違ったドラマチックな船出に、思わず胸が高鳴った。

1921年に導入された初代「紫丸」。全長は71.01メートルだった

運航会社「フェリーさんふらわあ」は、1884年に大阪商船会社の名で創業。1912年に大阪~別府間に初代「紅丸(くれないまる)」が就航し、現存する最古の国内航路として知られる。紅丸に続いて、1921年には造船技師の和辻春樹が設計した初代「紫丸(むらさきまる)」も導入された。その2船の流れをくむ「くれない」と「むらさき」は、環境に優しい日本初のLNG(液化天然ガス)燃料フェリーとしてデビュー。今年5月には「くれない」が日本船舶海洋工学会主催の「シップ・オブ・ザ・イヤー2022」(大型客船部門)を受賞した。

スイート和洋室コネクトは26.47平方メートルの広さで定員4人
スイートルームには専用のバルコニーがある

「旧船より全長が46.9㍍大きい199.9メートルとなり、総トン数も7869トン増えて1万7114トンに。プライベート空間が1人あたり6.9平方メートルから10.9平方メートルに広がり、ますます快適になりました」と同社旅客営業部の西田真美花さん。6階〜8階が客船フロアで、客室は人数やグレードにより20種から選べる。複数の部屋をつなげられる「コネクティングルーム」も設定され、3世代での旅にもおすすめだ。スイート和洋室コネクトは、バルコニー、 風呂・トイレ付き。ベッド2台のほか、和室に2組の布団を敷くことができる。

文/児島奈美 写真/宮川透

 

【出港!海の旅】フェリーさんふらわあの新造船で別府へ(2へ続く

 

「むらさき」の御船印300円

くれない・むらさき

◉運航ダイヤ
大阪 19:05発 → 別府 翌6:55着(※金・土曜は20:05発、翌7:55着)
別府 18:45発 → 大阪 翌6:35着(※金・土曜は19:20発、翌7:25着)

◉料金(一部客室)
スイート和洋室コネクト(個別) 12万3960円(4人利用の場合の合計)
スイート            5万9980円(2人利用の場合の合計)
スーペリアツイン        3万9980円(〃)
プライベートシングル      1万4990円
自動車4メートル未満       3万2640円

※すべての客室料金はホームページ

◉アクセス
大阪港=Osaka Metroトレードセンター前駅から徒歩3分/阪神高速4号・5号湾岸線南港北出口から3キロ
別府港=日豊線別府駅からバス15分、別府国際観光港フェリーさんふらわあ前下車徒歩3分/大分道別府ICから県道500号経由7.5キロ

◉問い合わせ
コール さんふらわあ  TEL:0120-56-3268

※掲載時のデータです。

 

(出典:「旅行読売」2023年8月号)

(Web掲載:2023年7月26日)

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Writer

児島奈美 さん

神戸生まれ。学生時代にバイクで北海道、九州、信州を巡って旅に目覚め、約40か国渡航。1か月のキャンプ旅でも太って帰ってくる食いしん坊で、現在は、旅・グルメ・人物インタビューを中心に、ガイドブックや雑誌、Webなどの制作に携わる。「旅行読売」ではルポがメイン。鉄子や歴女の道も着々と歩む。

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