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【出港!海の旅】フェリーさんふらわあの新造船で別府へ(2)

場所
> 別府市
【出港!海の旅】フェリーさんふらわあの新造船で別府へ(2)

大阪~別府間に就航した新造船のフェリー「むらさき」

 

瀬戸内海の橋くぐりや船内イベントなど楽しみが盛りだくさん

【出港!海の旅】フェリーさんふらわあの新造船で別府へ(1)から続く

レストランの夕食は「瀬戸内ビュッフェ」で、和洋さまざまなメニューが並ぶ。目を引いたのは舟盛りの刺し身だ。ほかにも、刺し身を特製だれに漬けた大分の郷土料理「りゅうきゅう」、関西の名店が手掛けたソースが自慢のハンバーグやスイーツなどを味わった。

瀬戸内ビュッフェ(2300円)。「りゅうきゅう」はゆずこしょうを加えてだし茶漬けで食べても美味

食後はデッキへ。夜間に運航するため静粛性にこだわっており、外に出てもエンジン音が気にならない。20時過ぎにライトアップされた明石海峡大橋を真下から仰ぎ見てくぐり抜け、船旅ならではの感動に浸った。アトリウムではプロジェクション・マッピングが行われ、ドローンを駆使して撮影した船内ツアーや船上から見た星空などの映像が次々に映し出された。展望大浴場では湯船でゆったりと手足を伸ばし、大きな窓の向こうに広がる夜の瀬戸内海を眺めた。

無料のロッカーや女性用のパウダールーム(化粧室)もあり、リーズナブルな部屋でも快適に過ごせそうだ。ペット同伴可能の客室やミニドッグランも備えており、愛犬家も安心して旅ができるだろう。

明石海峡大橋の下をくぐり抜ける。瀬戸内海のクルーズ旅の醍醐味だ
少しずつ近づく別府の街からはあちこちから湯けむりが上がっていた

翌朝はデッキから湯けむりが立ち上る別府の街を一望。到着は7時前なので観光にも便利だ。別府八湯の一つの鉄輪(かんなわ)温泉で地獄めぐりや地獄蒸し料理などをのんびり楽しめる。

海に浮かぶホテルで過ごすような優雅な船の旅。7月〜11月は「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」が開催され、夜とは全く違う多島美の風景を堪能できる。

文/児島奈美 写真/宮川 透

 

別府 立ち寄りたい店&施設

蒸気がもうもうと上がる釜場で食材を蒸し上げる

地獄蒸し工房 鉄輪(かんなわ)

鉄輪温泉の伝統の調理法「地獄蒸し料理」を体験できる施設。98度の天然温泉の噴気で蒸した食材は、ふっくらした仕上がり。温泉成分の塩味がほんのり利いて、食材の持つ甘みやうまみを引き立てている。施設内には足湯や飲泉場も併設している。

■10時~18時/第3水曜休(祝日の場合は翌日、蒸気の状況等により営業時間の変更・臨時休館あり)/蒸し釜利用料400円~+蒸し食材200円~/別府港から国道500号経由4キロ/☎0977・66・3775

 

温泉が湧き出す仕組みなどを分かりやすく説明している

地獄温泉ミュージアム

白池地獄の向かいに、2022年12月にオープン。「地獄」と呼ばれてきた鉄輪温泉の歴史と魅力、この地で雨水が約50年かけて温泉に生まれ変わる姿などを学べる。11月30日まで企画展『地嶽祭』展を開催中。カフェは無料で入店できるので、地獄めぐりの休憩にもおすすめだ。

■9時~17時30分/不定休(年間4日程度)/1500円/別府港から国道10号経由4.5キロ/☎0977・84・7858

※掲載時のデータです。


くれない・むらさき

◉運航ダイヤ
大阪 19:05発 → 別府 翌6:55着(※金・土曜は20:05発、翌7:55着)
別府 18:45発 → 大阪 翌6:35着(※金・土曜は19:20発、翌7:25着)

◉料金(一部客室)
スイート和洋室コネクト(個別) 12万3960円(4人利用の場合の合計)
スイート            5万9980円(2人利用の場合の合計)
スーペリアツイン        3万9980円(〃)
プライベートシングル      1万4990円
自動車4メートル未満       3万2640円

※すべての客室料金はホームページ

◉アクセス
大阪港=Osaka Metroトレードセンター前駅から徒歩3分/阪神高速4号・5号湾岸線南港北出口から3キロ
別府港=日豊線別府駅からバス15分、別府国際観光港フェリーさんふらわあ前下車徒歩3分/大分道別府ICから県道500号経由7.5キロ

◉問い合わせ
コール さんふらわあ  TEL:0120-56-3268

※掲載時のデータです。

 

(出典:「旅行読売」2023年8月号)

(Web掲載:2023年7月26日)

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Writer

児島奈美 さん

神戸生まれ。学生時代にバイクで北海道、九州、信州を巡って旅に目覚め、約40か国渡航。1か月のキャンプ旅でも太って帰ってくる食いしん坊で、現在は、旅・グルメ・人物インタビューを中心に、ガイドブックや雑誌、Webなどの制作に携わる。「旅行読売」ではルポがメイン。鉄子や歴女の道も着々と歩む。

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