“ 鉄道のまち” 福知山に「福知山鉄道館フクレル」がオープン
福知山駅から徒歩15分の福知山城公園に新築オープン(イメージ)
明智光秀が築いた福知山城のある公園内に体験型施設を新設
1899年に阪鶴鉄道(現・福知山線)の大阪―福知山駅間が開業して以来、京阪神と北近畿を結ぶ鉄道の結節点として栄えた福知山。明智光秀が築いた城のある福知山城公園内に、8月26日、「福知山鉄道館フクレル」がオープンした。市内にはもともと「福知山鉄道館ポッポランド」があったが、2018年に休館。その後、地元からの要請や、同市で長年会社を経営していた人物からの寄付を受け、公園内に新築し「フクレル」として再出発することになった。館内は「交流体験エリア」と「歴史展示エリア」に分かれ、「交流体験エリア」では「運転シミュレーター」(300円)や「なりきり! 機関助士」(無料)などが楽しめる。かつて国鉄の鉄道管理局が置かれた福知山の歴史を紹介する「歴史展示エリア」では、福知山駅の高架化の前と後の、まちの変遷が分かる大型ジオラマ模型が見どころだ。
「フクレル」ではサポーターを募集中。Aタイプは大人5000円で、鉄道車掌モデルの腕章型会員証や、年間パス、市内店舗での特典付き。
問い合わせは、福知山鉄道館 TEL:0773-48-9226
文/中 文子
(出典:「旅行読売」2023年10月号)
(Web掲載:2023年8月26日)
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