「明智光秀公は地元の名君」
福知山に来て人柄を肌で感じて
京都府福知山市は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智光秀が福知山城を築いた地として知られる。現在の天守は光秀時代の石垣などを利用しつつ1986年に再建された。2015年から館長を務める駿河禎克(するが・よしかつ)館長が振り返る。
「近年の入館者数は3万人台~4万人で推移していましたが、昨年度は10万人を超えるお客様をお迎えした。ドラマの放映前に来訪した方が多かった」
ところが、新型コロナウイルスの影響で天守閣は長期休館に追い込まれ、ようやく再開にこぎつけたのは6月1日だった。
コロナ禍で放映がストップしていたドラマも8月30日に再開。駿河館長は「光秀公は地元では名君として親しまれてきました。ドラマを通じて人柄に触れてほしい。一度福知山へ来て、光秀公を肌で感じていただきたい」と、PRに余念がない。
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