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【新・日本の絶景】まだまだある"穴場の絶景” （1）

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【新・日本の絶景】まだまだある

下記では旅行読売2024年2月号で紹介しきれなかった"穴場の絶景”を紹介します。上は苔の回廊（北海道千歳市　写真提供／自然公園財団支笏湖支部）

苔の回廊（北海道千歳市）

支笏湖の観光名所だった「苔の洞門」が2020年に閉鎖された後、近年話題になっている新絶景。溶岩流が侵食されてできた岩壁が一面苔に覆われている神秘的な空間。支笏湖南東岸の楓沢に入り口がある。冬季は入れない。■見学自由／新千歳空港から支笏湖通経由34キロ／℡0123-24-8818（千歳観光連盟観光案内所　写真提供／自然公園財団支笏湖支部）

まほら岩手「氷の世界」（岩手県盛岡市）

本州で最も寒いと言われる薮川地区の冬のイベント。夜は県内最大級の60万級のライトアップがきらめく。■10時～21時（水・木曜は～20時）／2024年の開催は1月20日～2月25日（祝日を除く月・火曜休）／1000円／東北新幹線盛岡駅からシャトルバス50分（土・日曜、祝日のみ運行、要予約）／℡019-681-5470
2024年2月号の表紙になったシンボルの「氷の洞窟」
子どもたちにも人気のイルミネーション

檜山滝（秋田県由利本荘市）

沢内川上流部にある、推定落差50メートルの滝。噴火によって流れ出した溶岩が冷えて固まった柱状節理の岩盤の上を流れ落ちる。鳥海山・飛島ジオパークを構成するジオサイトの一つ。冬季は閉鎖。■見学自由／日本海東北道本荘ICから32キロ／℡0184-24-6349（由利本荘市観光文化スポーツ部）

峯の浦・垂水遺跡（山形県山形市）

松尾芭蕉の句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で知られる天台宗の寺・山寺（立石寺）の奥にある峯の裏は、山寺を開山した慈覚大師円仁が山寺の構想を練った場所と伝わる。その中でも垂水遺跡は、蜂の巣状の岩肌と鳥居の組み合わせが神秘的な絶景。かつては修験者が修行する姿が見られたとも。岩の割れ目には不動明王が祀られている。■見学自由／維持管理費100円の箱あり／仙山線山寺駅から徒歩20分で千手院観音、ここから徒歩15分で垂水遺跡／℡023-695-2816（山寺観光協会）

磯山弁財天の桜（栃木県佐野市）

出流原弁天池湧水のほど近くに立つ。約1000年前の創建といわれ、現在の建物は鎌倉時代に再建されたもの。釘を使わない「かけつくり」という建築美を今に伝える。特に桜の時期がおすすめ。咲き誇る桜に覆われた建物が水に映る姿は圧巻だ。■見学自由／両毛線佐野駅からタクシー19分、または東武佐野線田沼駅からタクシー9分／TEL0283-25-0228（佐野市磯山弁財天観光協会）

筑波山ロープウェイ　サンセット＆スターダストクルージング（茨城県つくば市）

筑波山ロープウェイでは2024年2月25日までの土・日曜、祝日と12月29日（12月31日、1月1日、荒天時を除く）、期間限定で「サンセット＆スターダストクルージング」を開催。つくば山頂から関東平野の夜景と星空の大パノラマを眺められる。■16時40分～20時（下り最終）／1300円（往復）／つくばセンター（つくばエクスプレスつくば駅）から筑波山行直行臨時シャトルバス40分、つつじヶ丘下車すぐ／TEL029-866-0611（筑波観光鉄道）
ロープウェイ山頂の女体山駅展望台にあるカフェcielo blu(シエロ ブルー)店内の「天空のバーカウンター」からの眺め

二十曲峠展望テラスSORA no IRO（山梨県忍野村）

「関東富士見百景」にも選ばれた人気の展望スポット、二十曲峠に2022年、展望テラスがオープンした。広々としたウッドデッキからは、忍野盆地を眼下にそびえ立つ富士山の雄姿を眺められる。■見学自由／富士急行線富士山駅からバス40分の天狗社バス停下車徒歩40分、東富士五湖道路山中湖ICから約10キロ／℡0555-84-4221（忍野村観光案内所）、TEL0555-84-7794（忍野村役場観光産業課）

ザ・ヴェランダ石打丸山（新潟県南魚沼市）

2022年に石打丸山スキー場の中腹にオープンしたビュースポット。展望テラスやカフェがあり、越後三山と魚沼平野の大パノラマを一望。田植えの時期には水田が水鏡のように輝き、実りの秋は黄金色に染まる。斜面ギリギリに設置されたフィールドラウンジ（写真）からの眺めも格別だ。
最新鋭のゴンドラ「サンライズエクスプレス」で、山麓駅から展望テラスのある中腹の山頂駅まで約7分。■冬期は12月15日～4月7日。夏期営業は7月上旬～11月下旬を予定（詳細はホームページを参照）／上越新幹線越後湯沢駅からタクシー10分／TEL025-783-2222（石内丸山スキー場）

Writer

たびよみ編集部 さん

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