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北陸の伝統工芸(2)【新幹線で春は北陸へ】

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北陸の伝統工芸(2)【新幹線で春は北陸へ】

写真/石川県九谷焼美術館

北陸の伝統工芸は、豪雪による長い農閑期に副業として始まったと言われる。金箔(きんぱく)や漆の作業・管理に適した高湿度の自然環境に加え、加賀藩による奨励、北前船をはじめとする海運の隆盛なども重なり、発展してきた。職人の技は、今に受け継がれ、人々を魅了する。

北陸の伝統工芸(1)【新幹線で春は北陸へ】から続く

九谷焼<石川>

江戸時代初期から、九谷村(現加賀市)で作られるようになった磁器。九谷五彩(赤、緑、紫、紺青、黄の5色)に代表される鮮やかな色彩と大胆で優美な模様が特徴。

  

石川県九谷焼美術館
青手、色絵・五彩、赤絵・金襴(きんらん)など、様式にあわせて展示室があり、美しい作品をじっくり鑑賞できる。現代作家の器で季節のお茶や菓子を楽しめる茶房もある。
営業:9時~16時30分/祝日を除く月曜休/560円
交通:北陸線大聖寺駅から徒歩8分
住所:加賀市大聖寺地方町1-10-13
問い合わせ:TEL0761-72-7466

井波彫刻<富山>

1763年に焼失した瑞泉(ずいせん)寺(南砺市)の再建のために、京都本願寺から訪れた彫刻師から技法を学んだことが始まり。神社仏閣や住宅欄らん間まの彫刻で知られる。

  

井波彫刻総合会館
国の伝統的工芸品に指定されている置物、欄間、衝立(ついたて)など、200点以上の作品を展示、販売する。建物は、イギリスの建築家ピーター・ソルター氏の設計。
営業:9時~16時30分/第2・4水曜(祝日の場合は翌日)休、年末年始休/500円
交通:城端線砺波駅からバス24分、閑乗寺口下車徒歩10分
住所:南砺市北川733
問い合わせ:TEL0763-82-5158

若狭めのう細工<福井>

小浜市に江戸時代の享保年間から伝わる貴石(きせき)細工。天然石を加熱して鉄などの成分を鮮やかに発色させる焼き入れの後、丁寧に磨き上げて仕上げる。

  

若狭工房
若狭めのう細工のほか、若狭塗、若狭和紙など小浜市周辺に伝わる伝統工芸品を展示・販売。箸の研ぎ出しやめのう磨き、紙すきなどの体験もできる。
営業:9 時~ 18 時(11 ~ 2 月は~ 17 時)/祝日を除く水曜休、年末年始休/無料。体験は有料
交通:小浜線小浜駅から徒歩25分
住所:小浜市川崎3-4御食国(みけつくに)若狭おばま食文化館2階
問い合わせ:TEL0770-53-1034


※料金、時間等すべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2024年4月号)
(Web掲載:2024年3月21日)

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Writer

たびよみ編集部 さん

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