秋深まる みなかみ町へ <食、温泉、フルーツ狩り>【群馬】
たくみの里のメーンストリート、宿場通り
みなかみ町が誇るブランド米「水月夜」
味覚の秋がやってきた。みなかみ町が誇る米「水月夜」は、食味値86点以上をクリアした米だけが名乗れるブランド米。たくみの里などで買えるほか、多くの温泉宿で味わえる。旬を迎えた果物はリンゴで、11月はぐんま名月やふじが中心。香り高い新そばも楽しみだ。
たくみの里
旧三国街道の須川宿にあり、330ヘクタールの里山に25軒の工房が点在している。玄関口にある道の駅では、そば打ちやこんにゃく作り、革細工の手作り体験ができる。
■9時~17時/年始休/TEL0278-64-2210
町の南部、たくみの里周辺には果樹園やそば畑がある。ふれあいの家では、十割そばのそば打ち体験やリンゴ狩りができる。広大な里山には稲わらを活用したわらアートが数か所に展示され、「谷川連峰を遠望する〝里山のテーマパーク〞をのんびり歩いてください」と、たくみの里の本多結さんが勧めてくれた。
ふれあいの家
たくみの里内にあり、自家栽培しているそばを十割そばで提供。そば打ち体験もできる(1500円)。農産物直売所を併設していて、一家で育てた果物や米などを販売。
■そば処11時~14時(そばがなくなり次第終了)、直売所9時30分~16時/火曜休/TEL0278-64-2288
〝果物のテーマパーク〞といえるのがモギトーレ。年間を通じてフルーツ狩りができるほか、果物を使ったスイーツを味わえる。アップルパイは「当園で収穫したリンゴをふんだんに使っています」とパティシエの菅真紀さんが胸を張る自信作だ。
モギトーレ
リンゴやイチゴなど7種類の果物を栽培しており、さまざまなフルーツ狩りが楽しめる。果物を使ったケーキやパフェなどのスイーツも販売。
■10時~16時(6月~9月は9時~)/無休/TEL0278-64-2800
たくみの里の3キロほど北にある猿ヶ京は1560年に上杉謙信が名付け、温泉は江戸時代中期に発見されたという。透明でさらりとした湯につかり、旬の味覚に舌鼓を打てば心ほどけるひと時が約束されるだろう。
猿ヶ京ホテル
猿ヶ京温泉の高台に立ち、部屋や露天風呂から赤谷湖を望む。風呂はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉がかけ流し。館内の工房で作る豆腐やブランド米「水月夜」を使った豆富懐石が名物。
■1泊2食1万6650円~/TEL0278-66-1101
/// みなかみBooking /////////
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