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祝!指定 日本酒「GI南会津」 美酒、食、絶景に癒やされる南会津町(2)

場所
> 南会津町
祝!指定 日本酒「GI南会津」 美酒、食、絶景に癒やされる南会津町(2)

碧色の龍神滝(写真)をはじめ、町内には美しい水辺スポットが多く点在

 

日本酒や温泉好きの間で知られる福島県南会津町。清酒として福島県初となるGI(ジーアイ<地理的表示>)指定を受けた。「南会津」ブランドの日本酒と滋味豊かな食を探しに旅に出よう。

町公式キャラクター「んだべぇ」

お酒のGIとは🍶

地理的表示(Geographical Indication)のこと。酒類のGI指定は国税庁が行う。指定によって地域の知的財産や名称を国内外から保護で きる。その地域が生産地であることや、一定の基準を満たしていることが条件で、これによって“見える化”され、消費者は正しく商品を選べる。

訪ねて満足!南会津町の魅力

南会津町の日帰り温泉もおすすめ!

町内には特色ある11軒の日帰り温泉施設が点在。舘岩地域の湯ノ花温泉は、4軒の共同湯のうち2軒が混浴で、ひなびた湯治場の雰囲気を残す。伊南地域の古町温泉は、茶褐色の湯が特徴的だ。地元野菜や加工品などが並ぶ「道の駅きらら289(にーぱーきゅー)」では、買い物がてら温泉が楽しめる。

湯ノ花温泉の「天神湯」(混浴)は開放感のある造り。TEL0241-64-5611(舘岩観光センター)
古町温泉「赤岩荘」は源泉かけ流し。鉄分と塩分を多く含んだ塩化物泉。TEL0241-76-2833
「山口温泉きらら289」は道の駅内に併設。広々とした内湯や露天風呂を備える。TEL0241-71-1289

奥会津博物館

受け継がれる伝統の藍染め

南会津地域の民具や歴史資料などを収蔵、展示。敷地内の茅葺き民家、染屋「旧杉原家住宅」では会津田島伝統の藍染め体験(ハンカチ1200円~)が楽しめる。

(上)移築した江戸時代の染屋で体験(下)藍染め体験。藍は気温などにより色味、染具合が変化し、二つとして同じものは作れない
館内では南会津の伝統・風習を学べる

■南会津町糸沢字西沢山3692-20/TEL0241-66-3077/9時~16時/年末年始休、12月~3月の木曜休(藍染め体験は4月下旬~10月中旬、要予約)/300円

 

旅のプロを招待して南会津町ツアーを実施!

南会津町の魅力をたっぷりと体験

南会津町では2024年9月19・20日、旅行業界の関係者を招いてファムトリップ(現地視察ツアー)を実施した。一行は会津高原たかつえスキー場でジップラインを体験し、国の重要伝統的建造物群保存地区の前沢曲家集落などを散策。そばやトマトなどの特産品や郷土料理を味わい、町の魅力をたっぷりと満喫した。

ジップライン体験の説明
ジップライン
南郷トマト
前沢曲家集落

南会津町へは東京・浅草から特急列車で直通!

東京・浅草から南会津町まで直通の特急列車で3時間。沿線には人気エリアの日光・鬼怒川があり、南会津町の周遊とあわせて旅程を組むのもおすすめ。特急券の予約はお早めに。

会津高原尾瀬口駅と西若松駅を結ぶ会津鉄道
レストランや土産物店が入る会津田島駅

会津田島駅で「鉄印」をゲット!

会津鉄道では鉄道の御朱印「鉄印」集めが人気(会津田島駅で記帳、300円、乗車券提示が必要)

【南会津町へのアクセス】
■列車/浅草から東武鉄道直通特急列車「リバティ会津」で約3時間、会津鉄道会津田島駅下車(1日4往復)
■車/東北道西那須野塩原ICから国道400・121号経由約53キロ、または白河ICから国道289・121号経由約48キロ(会津田島駅まで)
■観光の問い合わせ/南会津町観光物産協会TEL:0241-62-3000またはホームページ

協力:南会津町商工観光課

※料金等すべて掲載時のデータです。

(出典:旅行読売2025年1月号)
(Web掲載:2024年12月●●日)


Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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