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【紅葉の秘湯】夏の疲れを癒やす紅葉の温泉宿18選(1)

場所
> 十和田市、雫石町、鹿角市
【紅葉の秘湯】夏の疲れを癒やす紅葉の温泉宿18選(1)

全国各地で記録的な猛暑が続いた2024年、極端な寒暖差もあり、夏の疲れがなかなか抜けない方も多いのでは。旅行読売10月号では、積もり積もった夏の疲れを癒やしに、人里離れた山あいに湧く温泉への旅を提案しました。毎年同じ場所で変わらず色付く紅葉と、大自然と一体になれる温泉で、健やかな心と体を取り戻す旅へ……。秋にぜひ行きたい、穴場の紅葉温泉宿をご紹介します。

 

元湯 猿倉温泉<青森>

深いブナの森に湧く硫黄泉

八甲田山一帯に点在する秘湯の一つ。ブナの森に毎分約1トンが湧く自家源泉は、いかにも温泉らしい白濁した硫黄泉。大浴場や露天風呂付き離れの湯船にかけ流しで注ぐ。奥入瀬渓流など車で30分圏内に見どころが多く、10月中は次々と見頃を迎える紅葉名所と秘湯を巡るドライブも楽しい。

  
  

TEL:080-5227-1296
住所:十和田市奥瀬猿倉1

🍁紅葉の見頃:10月上旬〜中旬
営業:4月28日〜10月31日
客室:全8室
泉質:単純硫黄泉
料金:平日・休前日2万円(ひとり泊/営業期間内可、+1万円)
日帰り入浴:土・日曜、祝日の9時~14時30分/500円
交通:東北新幹線新青森駅からバス1時間23分、猿倉温泉下車徒歩5分/東北道黒石ICから34キロ
※公式サイトはこちら

国見温泉 石塚旅館<岩手>

原生林と濃厚な源泉に感動

角館街道から宿への一本道は、黄金色に輝くブナの原生林が両側から覆う。秋田駒ヶ岳の登山者や湯治客を癒やしてきた山の宿だ。湯船には透明の源泉が注がれるが、鮮烈な緑色に見えるのがなんとも不思議。すくえるほど沈殿した湯の花と強い硫化水素臭も温泉情緒をかき立てる。

  
  

TEL:090-3362-9139
住所:雫石町橋場字竜川山1-5

🍁紅葉の見頃:10月上旬〜中旬
営業:5月中旬~11月上旬
客室:全5室
泉質:含硫黄―ナトリウム―炭酸水素塩泉
料金:平日・休前日1万5880円(ひとり泊/営業期間内可、+550円)
日帰り入浴:10時~15時/700円
交通:田沢湖線雫石駅からタクシー30分/東北道盛岡ICから34キロ
※公式サイトはこちら

後生掛温泉<秋田>

錦秋の八幡平にたなびく湯けむり

八幡平のただ中にもくもくと湯けむりを上げ、湯治の湯として親しまれる古き良き秘湯後生掛(ごしょうがけ)温泉。紅葉の名所・八幡平大沼まで車で2分~3分と近く、宿の周囲もブナなどの広葉樹が黄や赤色に染まる。名物の箱蒸し風呂や温泉成分が沈殿する泥湯、地熱を利用したオンドルなど様々な湯あみが楽しめる。

  
  

TEL:0186-31-2221
住所:鹿角市八幡平字熊沢国有林内

🍁紅葉の見頃:10月上旬〜中旬
客室:全23室
泉質:単純硫黄泉
料金:平日・休前日1万9950円〜(ひとり泊/通年可、+2200円)
日帰り入浴:10時30分~14時/火曜、メンテナンス日休/800円
交通:秋田新幹線田沢湖駅からバス1時間40分、アスピーテライン入口下車、送迎10分(要予約)/東北道松尾八幡平ICから50キロ
※公式サイトはこちら

 

【紅葉の秘湯】夏の疲れを癒やす紅葉の温泉宿18選(2)へ続く(12/12公開)


※料金などは掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2024年10月号)
(Web掲載:2024年12月11日)


Writer

春日明子 さん

1979年生まれ、神奈川県出身。会社員時代に釣りに目覚め、いつの間にか釣り新聞の編集者となる。編集プロダクションにて旅行雑誌やコーヒー専門誌、機内誌を中心に編集・執筆活動を続けたのち、鮭釣りに訪れた北海道で人生の伴侶を釣り上げ、2016年に別海町へ移住。酪農地帯の真ん中で原稿を書く。

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