「瀬戸内国際芸術祭2025」4月18日スタート!春・夏・秋の3シーズンで〝現代アートの祭典〞
ヘザー・B・スワン+ノンダ・カサリディス「 海を夢見る人々の場所」 Photo:Keizo Kioku
瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催
「瀬戸内国際芸術祭2025」が4月18日から始まる。瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典。約100日間の会期は、春(4月18日〜5月25日)、夏(8月1日〜31日)、秋(10月3日〜11月9日)に分かれ、作品の公開時期や会場が異なる。
コロナ禍後初、6回目の開催となる今回は、香川県の沿岸部が加わり、以下の全17会場で展開される(全会期=直島<なおしま>、豊島<てしま>、女木島<めぎじま>、男木島<おぎじま>、小豆島<しょうどしま>、大島、犬島、高松港周辺、宇野港周辺、春会期=瀬戸大橋エリア、夏会期=志度・津田エリア、引田<ひけた>エリア、秋会期=本島<ほんじま>、高見島、粟島<あわしま>、伊吹島、宇多津<うたづ>エリア)。
瀬戸内国際芸術祭の舞台となる島々の景色
現時点で公表されている参加作家・団体数は216。今回はこれまで以上にアジア各国との連携を深め、「ベトナムプロジェクト(仮称)」も実施(夏会期)。さらに、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と共催で、難民の物語にスポットを当てた写真展も企画している。
三宅之功 「はじまりの刻」過去のワイナリーフェスタの様子 Photo:Keizo Kioku
アート作品「カモメの駐車場」
※詳細は公式ホームページで
文/天野久樹
(出典:「旅行読売」2025年4月号)
(Web掲載:2025年3月18日)