大阪城近くの「難波宮跡公園」内に、13の個性豊かな店が集う「なノにわ」開業!

商業施設「なノにわ」のイメージ。「みんなのにわ なにわのみや」を合言葉に、多くの人々が集い、にぎわう場所になってほしいという願いから命名
古都の遺跡に個性豊かな店舗が集う商業施設オープン
大阪市中央区の難波宮跡(なにわのみやあと)公園(北部ブロック)内に、3月28日、新商業施設「なノにわ」がオープンした。
大阪城の南、法円坂一帯に広がる同公園は、難波遷都(645年)から長岡京遷都(784年)までの間、日本の首都あるいは副都となった宮殿の遺跡。国の史跡に指定されている。
「なノにわ」は、NTT都市開発などで構成する、難波宮跡公園「みんなのにわ」プロジェクトが展開する事業の一つ。難波宮跡遷都1400年(2050年)に向け、同公園の整備・活用を目指している。
難波宮跡公園(北部ブロック)の鳥瞰(ちょうかん)イメージ。「なノにわ」へはOsaka Metro 谷町線谷町四丁目駅から徒歩1分、または大阪環状線・Osaka Metro中央線森ノ宮駅から徒歩15分
地上1階建ての4棟で構成され、飲食・物販店など13店舗が入る。「旅」をテーマに自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するカフェ、リコッタパンケーキが有名な店舗、フルーツパフェ専門店など、喫茶店が充実しているのが特徴。さらに、大阪市内で自家醸造したクラフトビールを味わえるビアスタンド、A5ランク和牛を提供する焼き肉店、納豆料理専門店など個性豊かな店舗がそろう。
※詳細は公式ホームページで👉こちら
文/天野久樹
(出典:「旅行読売」2025年5月号)
(Web掲載:2025年4月17日)