【5000円で日帰り満足旅】万博で大阪行くなら!「大阪楽遊パス」でお得にキタの新名所と水都を満喫(1)
梅田のど真ん中に誕生したうめきた公園。日本古来の草花が植えられた色彩ガーデンでは散歩も楽しい
「大阪楽遊パス」で25以上の施設・クルーズ船などを満喫
2025年4月開幕の大阪・関西万博に先立ち、玄関口の大阪駅に直結する新しいまち「グラングリーン大阪」の「うめきた公園」が24年9月6日に開園。大阪キタエリアが大きく変わっている。
大阪観光局の入山(いりやま)真理さんによると「大阪観光なら『大阪楽遊パス』が断然お得でおすすめです。大阪の25以上の施設・クルーズ船などがいずれも1回ずつ無料で利用できるんです」とのこと。このお得なパスを使って、大阪の新スポットとクルーズを楽しむ旅に出た。
まずは大阪駅から徒歩7分ほどの場所に立つ、梅田のシンボル「梅田スカイビル」へ。高さ約173メートルの連結したビルの屋上には、円形の空中庭園展望台があり、パスを使えば15時まで入園料2000円が無料だ。風を感じながら大阪市街を360度のパノラマで眺めた後、同ビル内にあり、パスで入館料1300円が無料になる「絹谷幸二 天空美術館」の豪快な作品を鑑賞し、新スポット「うめきた公園」へ向かう。
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この公園は02年に再開発が始まった梅田貨物駅跡地の一角に誕生し、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の4万5000平方メートルの面積を誇る(全体開園は27年春頃予定)。芝生広場や色彩ガーデンなどがあり、にぎやかな大阪の中心地にいることを忘れそうな心地よい空間だ。
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公園の北側には商業施設「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン北館」があり、24年9月6日にオープンした「蛸之徹(たこのてつ)」でランチ。たこ焼き以外の料理はテイクアウトもでき、公園で食べる人も多いという。
蛸之徹 グラングリーン大阪店
1979年に梅田で創業。新鮮な九条ネギや国産キャベツを使い、ふんわり焼き上げる昔焼豚玉(930円)は、野菜の甘みが口の中に広がりおいしい。とん平焼やイカ焼など一品メニューも充実。自分で作るたこ焼きも名物だ。
■11時~22時15分/無休/大阪駅から徒歩5分/TEL:050-5004-2401
※蛸之徹公式サイトはこちら
今回使った“お得なパス”
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大阪楽遊パス
【利用条件】1日券2400円、2日券3000円。25か所以上の観光施設やクルーズ船などをそれぞれ1回無料で利用できる。地下鉄・シティバスとのセット(3200円~)もある。購入は大阪楽遊パス公式サイトで。TEL:06-6282-5900(大阪観光局)
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文/児島奈美 写真/宮川 透
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2024年12月号)
(Web掲載:2025年2月23日)