大井川鐵道で土曜限定「山岳夜行」🚋が運行

かつて近鉄線を走っていた16000系電車を使用
登山客向けだった山岳列車が期間限定で復活
大井川鐵道は創立100周年を記念して、8月2・9・16日に「山岳夜行」を運行する。
山岳夜行は1970年代〜80年代後半に運行されていた登山客向け列車。当時、夏限定で金谷(かなや)駅に臨時停車した東京駅23時台発の「大垣夜行」と接続、南アルプス登山の足掛かりとして重宝されていた。
今回運行される山岳夜行は新金谷駅を21時55分に出発し、家山駅とを往復した後6時5分に家山駅着。6時30分発のバスに乗り継げば奥大井エリアをゆったり観光できる。
エコノミーシングル1万1800円など。夜食、夜鳴きそば、大井川本線フリー乗車票、川根温泉の入浴券、朝食が付く。
山岳夜行運行当時の車内のようす
座席を回転させ、4人掛けのボックス形式の区画を1人で使える「ゆったりBOX」
※詳細は公式ホームページで👉こちら
文/中 文子
(出典:「旅行読売」2025年9月号)
(Web掲載:2025年7月25日)