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【お得きっぷで鉄旅へ】まるごと!お得きっぷ12選(2)

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【お得きっぷで鉄旅へ】まるごと!お得きっぷ12選(2)

鉄道ファンの旅のおともとして長年、愛用されている「青春18 きっぷ」以外のお得きっぷや各地のフリーきっぷを紹介します。お得きっぷを手に、夏の鉄旅に出かけませんか。

【お得きっぷで鉄旅へ】まるごと!お得きっぷ12選(1)から続く

えちごツーデーパス

2800円(連続する2日間)

・えちごツーデーパス_border.jpg

フリーエリア内の普通列車が、連続する2日間乗り降り自由になる。JR線に加え、えちごトキめき鉄道、北越急行も利用できるので、越後エリアを広域に移動する際に便利だ。金〜日曜、祝日のほか、夏休みや年末年始も使えるので利用価値は高い。別途、特急券を購入すれば、新幹線、在来線特急にも乗車できる。

発売場所はフリーエリア内のJR東日本の主な駅および上越妙高駅の指定席券売機、みどりの窓口、駅たびコンシェルジュ、主な旅行会社、えちごトキめき鉄道の春日山駅、高田駅、新井駅、妙高高原駅、糸魚川駅。利用開始日当日の購入もできる。

利用期間 26年3月29日までの金〜日曜、祝日および7月18日~8月31日、12月26日~1月4日のうち連続する2日間。発売は利用開始日当日まで 問い合わせ JR東日本お問い合わせセンター/TEL:050-2016-1600

北陸おでかけtabiwaパス

2900円(1日間)

・北陸おでかけ_border.jpg

北陸おでかけtabiwa(タビワ)パスは、図のJR西日本北陸エリアのフリー区間、ハピラインふくい全線、IRいしかわ鉄道全線、あいの風とやま鉄道全線、えちごトキめき鉄道(市振<いちぶり>-直江津-上越妙高駅)、のと鉄道(七尾-和倉温泉駅)の快速列車・普通列車自由席が1日乗り降り自由になる。新幹線および特急しらゆきを除く在来線特急には別途、特急券を購入すれば乗車できる。富山、石川、福井をお得に旅したい時に便利なきっぷだ。

チケット利用には、スマートフォンでの「tabiwaアプリ」利用画面の提示が必要。事前にスマートフォンにアプリをダウンロードしておく。

利用期間 26年3月31日まで。発売は乗車日の3日前まで。「tabiwa by WESTER」のみで販売(詳細はJRおでかけネットを参照) 問い合わせ JR西日本お客様センター/TEL:0570-00-2486

立山黒部アルペンきっぷ

2万1350円(名古屋市内から高山線・中央線利用の場合)/2万9710円(大阪市内から北陸新幹線で往復の場合)※いずれも連続する8日間

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立山ロープウェイ(写真/青谷 慶)

北陸新幹線富山駅―大糸線信濃大町駅間の立山黒部アルペンルート内が乗り降り自由(一部区間を除く)。ロープウェイや電気バスなどを乗り継いで、全長約90キロ、3000メートル級の山々を貫く雄大な立山黒部アルペンルートを自由に旅することができる。立山黒部アルペンルートとの往復には新幹線、在来線特急の普通車指定席が利用できる。上記の名古屋市内発、大阪市内発のほか静岡発、浜松発、岐阜発、京都市内発、神戸市内発、姫路発、岡山発、広島市内発もある。

利用期間 25年11月30日まで(8月10日~19日を除く)。発売は11月23日まで 問い合わせ JR東海テレフォンセンター/TEL:050-3772-3910 ・R西日本お客様センター/TEL: 0570-00-2486

3・3・SUNデジタルフリーきっぷ

2日間用6200円、3日間用8200円

近鉄全線(ケーブルカーを含む、ロープウェイを除く)、南海全線(ケーブルカーを含む。ただし高野線西天下茶屋―汐見橋駅間、下古沢―極楽橋駅間、多奈川線を除く。極楽橋駅のみ途中下車可能)、名鉄指定駅(中部国際空港、名鉄名古屋、金山、東岡崎、神宮前、国府宮、名鉄一宮、新木曽川、笠松、名鉄岐阜、犬山、知多半島、西尾)が連続する2日間または3日間乗り降り自由。特急に乗車する場合は別途、特急券、座席指定券、特別車両券などが必要。専用のWebサイトでのみ販売。乗降の際は、2次元バーコードを自動改札機設置のコードリーダーにかざして使用する。

利用期間 26年4月29日まで。発売は3月31日まで 問い合わせ 近鉄電車テレフォンセンター/TEL:050-3536-3957・南海電鉄コールセンター/TEL:050-3090-2608・名鉄お客さまサポートセンター/TEL:0570-02-5151

バースデイきっぷ

普通車自由席用1万2000円・グリーン車用1万5000円(いずれも連続する3日間)

・バースデーきっぷ_border.jpg

誕生月出発の連続3日間、JR四国全線と土佐くろしお鉄道全線の特急、快速、普通列車が乗り降り自由。高速バスを除くジェイアール四国バスの路線バスも利用できる。普通車自由席用とグリーン車用の2種がある。「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」利用の際は別途、特急券、グリーン券が必要。

「四国フリーきっぷ」1万8000円なら、誕生月にかかわらず、JR四国全線の特急の自由席が連続で3日間、何回でも乗り降りできておすすめだ。

利用期間 26年4月2日まで。発売は3月31日出発分まで ※利用条件として出発日が誕生月であること ※購入時に誕生日が分かる公的証明書の提示が必要 問い合わせ JR四国電話案内センター/TEL:0570-00-4592

ぐるっと九州きっぷ

窓口発売1万5800円、ネット販売1万4300円(連続する3日間)

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鹿児島線の門司港駅(写真/福岡県観光連盟)

JR九州全線(日田彦山線BRTを含む)の普通・快速列車の普通車自由席が、連続した3日間乗り降り自由。別途、特急券を購入すれば九州新幹線、西九州新幹線、在来線の特急にも乗車できる。ただし、博多―小倉駅および博多南線の新幹線は除く。八代―人吉駅間の「肥薩線タクシー輸送」は利用できない。「JR九州インターネット列車予約」から購入すると1万4300円となり、駅の窓口で買い求めるよりさらにお得だ。

類似のきっぷに「旅名人の九州満喫きっぷ」(こちらの記事)があるが、こちらは新幹線、特急に乗車できない。

利用期間 通年 問い合わせ JR九州案内センター/TEL:0570-04-1717


※料金等すべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2025年7月号)
(Web掲載:2025年8月31日)


Writer

たびよみ編集部 さん

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