今年で 111回目を数える3年に1度の「島田大祭」

両腰に差した太刀に華やかな丸帯をかけ練り歩く大奴
1695年から続く「日本三奇祭」の一つ
静岡県島田市で3年に1度開かれる「島田大祭」が、10月11日〜13日に開催される。
同祭は1695年に始まった大井神社の祭りで、今年で111回目。神輿渡御(みこしとぎょ)とともに繰り広げられる大名行列で知られ、中でも金襴緞子(きんらんどんす)の丸帯を太刀(たち)にかけ練り歩く大奴(おおやっこ)は「帯まつり」の別名の由来となった。
そのほか、2歳〜10歳の踊り子が屋台上で一流の長唄芸人の演奏のもと、歌舞伎などの演目を披露する「屋台踊り」や、疫病退散を願う「鹿島踊り」など見どころ多数。
7つの街によって支えられ、地域の活気を象徴する祭り「島田大祭」
問い合わせ:島田市観光課/TEL:0547-36-7163
文/中 文子
(出典:「旅行読売」2025年10月号)
(Web掲載:2025年9月17日)