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【空から灯台】犬吠埼灯台 <千葉県銚子市>

場所
> 銚子市
【空から灯台】犬吠埼灯台 <千葉県銚子市>

朝もやの犬吠埼灯台

明治期にレンガで造られた文化財の灯台

関東平野最東端の銚子半島から太平洋に突き出た犬吠埼に立つ犬吠埼灯台は、明治初期に完成した北太平洋航路のための最初の灯台である。約19万3000枚の国産レンガで造られた白亜の美しい塔は、灯台で初めて国の重要文化財に指定された。

この日、昼間は快晴で、青空に白い灯台が美しく映えた。夕方から海霧が出始め、街の方まで霧が流れて、不思議な光景が広がった。翌朝も日の出とともに霧が立ち込め、霧の上に灯台と朝日が浮かぶ幻想的な風景を撮影することができた。

登れる灯台としては入場者数が日本一多いため、辺りは一日中にぎわっている。併設する「犬吠テラステラス」にはカフェやショップ、展望テラスなどがあり、ここでぬれ煎餅(せんべい)と銚子エールを買ってベンチで海を眺めた。

ドローン撮影/⻘⾕ 慶

太平洋に突き出た犬吠埼に立つ

ドローン撮影した灯台の動画ロングバージョン(4分)は👉こちら

『銚子の魚に合うビール』をテーマにした銚子エール
上空から望む灯台

【犬吠埼灯台】

高さ:31メートル
初点灯:1874(明治7)年
交通:銚子駅から銚子電鉄20分、犬吠駅下車徒歩10分/東関東道大栄ICから50キロ
備考:「日本の灯台50選」「世界灯台100選」、国の重要文化財
TEL:0479-25-8239(燈光会 犬吠埼支所)

※記載内容はすべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2025年11月号)
(Web掲載:2025年11月20日)


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