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開放的なビーチリゾートと渓谷の深い森に包まれるホテル 二つの異なるバリ島滞在を楽しむ(1)

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開放的なビーチリゾートと渓谷の深い森に包まれるホテル 二つの異なるバリ島滞在を楽しむ(1)

メインプールが広がるアヤナリゾート バリ

インドネシア・バリ島は東南アジアの人気のリゾートであり、神々の住む島とも呼ばれる独特の雰囲気に包まれる地。例年4月~10月は乾季となり、ベストシーズンを迎える。美しい海はもちろん、寺院や棚田巡りなど、楽しみが尽きないバリ旅。今回は二つのホテルを拠点に、バリの異なる表情を紹介する。

ビーチリゾート派におすすめ! バリの楽園「アヤナリゾート バリ」

ングラ・ライ国際空港から車で約20分、バリ島南西部、インド洋に面するジンバランは高級リゾートが多く点在するエリア。それと同時にジンバラン湾沿いには魚市場やシーフードバーベキュー店などがあり、のんびりとした漁村のムードも感じられる。

「アヤナリゾート バリ」はインド洋を見渡す高台に位置。90ヘクタール、東京ドーム約20個分という敷地に、四つのホテル&ヴィラ、30のレストラン&バー、14のプールなどがある。宿泊客はトラムで敷地内を移動し、プールやレストランなどの施設を自由に利用できるので、好みの場所で過ごすことができる。

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ホテルの一つ「セガラ」のエントランスとプールサイド

施設内の中心的存在のフラッグシップホテルが「リゾート」。メインエントランスに到着すると、水盤越しに見えるのはコバルトブルーの海へ続くように広がる楽園のような風景。重厚な大理石と、茅葺きや木材を多用した建物がバリの伝統を受け継ぎ、このホテルが体現する調和のとれた世界観を感じさせる。

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水盤越しにインド洋が広がる

客室はバリの木彫職人によるレリーフが飾られるクラシカルなたたずまい。テラスも備わり、海や花々が咲き誇る庭が望める。バリの伝統美と機能性を併せ持つ落ち着いた空間だ。

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バリの美意識を感じる客室

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テラスの先にはインド洋も

旅装を解いたらプールへ。といっても14のプール巡りだけでたっぷり1日はかかる。インド洋と一体となるようなオーシャンビーチプール、ホテル最上階から森と海を見晴らすルーフトッププール、屋内と屋外につながる広々としたプール、子どもたち用のキッズプールも充実。老若男女が楽しみくつろぐことができ、なんだか自然と笑顔がこぼれる。

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様々な設えのプール

さらに敷地先端下には静かな入江のクブビーチがあり、白い砂浜と美しい海岸線をひとり占めできるよう。カクテルや軽食も楽しめ、プライベートビーチ感覚でのんびりできる。

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クブビーチ

メインイベントはサンセットを堪能する「ロックバー」

このホテルで特筆すべきは、270メートルの断崖に造られた「ロックバー」。ここは宿泊客以外も利用できる超人気のバーで、インド洋に沈む夕日を目当てに多くの観光客が集まる。「ロックバー」は七つのシートタイプに880席があり、宿泊客はサンセットタイムの優先予約と限定エリアへの入場サービスが受けられる。すべての席から黄金色に染まっていく海と空、打ち寄せる波しぶきが非日常へと誘う。マジックアワーからほどなく夜に突入すると、DJによる軽やかなサウンドが流れ、サンセットの感動の余韻を落ち着かせてくれる。ここでしか体験できない神秘的なひとときが世界中の旅人を魅了する。ぜひカクテル(ノンアルコールのモクテルも)を手に、しばしゴージャスな雰囲気を味わってみたい。

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海にせり出す「ロックバー」

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カクテルは必須アイテム

とにかく広大な「アヤナリゾート バリ」。十分楽しむためには最低2泊は必須。敷地内にはジムやスパはもちろん、ジョギングコースやパッティングゴルフ場なども整備されている。
また、ぜひ訪れたいのが施設内にある「サカ美術館」。沈黙の日といわれるバリ・ヒンドゥー歴の新年を祝うニュピの紹介と、その前夜のパレードの主役・オゴオゴなどを展示。人間と自然と神々の調和を重視するバリの「トリ・ヒタ・カラナ」に根ざす芸術や文化を紹介している。なかでも魔物をモチーフにする、青森ねぶたのような巨大な張り子のオゴオゴは圧巻だ。

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サカ美術館のオゴオゴ

インドネシア料理からステーキやシーフード、和食、中華、イタリアンなど、さまざまなレストランがそろうのも魅力。その雰囲気や接客も心地いい。さらにバリ舞踊などの伝統芸能を見学しながら食事を楽しめるレストランもある。朝食では敷地内の農園で栽培される新鮮な野菜がサラダで提供され、じつにヘルシー。

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「ダヴァ ステーキ&シーフード」で特別なディナーを

プールサイドでは軽食やドリンクを注文できるので、アクティブに遊ぶのもいいが、海を眺め、プールでリフレッシュし、プールサイドでうとうと……もよし。「人と自然が響き合う安息の地」のコンセプト通り、バリの雄大な自然を感じ、誰もが満足できる時を過ごせるリゾートである。

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一日中いても飽きないプールサイド

後編では、「星のやバリ」での滞在を通し、バリの伝統と芸術が息づくウブドの魅力を紹介する。

文・写真/関屋淳子 

取材協力・写真提供/アヤナリゾート 公式サイトは👉こちら

開放的なビーチリゾートと渓谷の深い森に包まれるホテル 二つの異なるバリ滞在を楽しむ(2へ続く(3/8公開)


※記載内容はすべて取材時のデータです。

(Web掲載:2026年3月7日)


Writer

関屋淳子 さん

ウェブマガジン「旅恋.com」編集長。フリーランスを経て2010年に(株)旅恋を設立。生活情報誌、書籍、ウェブの編集や執筆、テレビ番組のナビゲーターなどを行う。温泉ソムリエ、温泉入浴指導員(厚生労働省認定)

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