【1万円台の名湯】素泊まりで自由気ままに滞在 湯畑の宿 佳乃や<草津温泉>(2)
女湯。小ぶりだが、湯けむりに包まれてのんびりつかれる
新名所に温泉街の魅力も拡大中
【1万円台の名湯】素泊まりで自由気ままに滞在 湯畑の宿 佳乃や<草津温泉>(1)から続く
「湯畑の宿 佳乃や」がオープンしたのは2013年、築50年の旅館だった建物を改装して開業した。
「素泊まりだから不要なサービスもあれば、プラスした方がいいこともある。ちょうどよく足りるようなサービスを提供したいと思っています」と支配人の久保田康司さん。
チェックイン時に配る案内には、館内の説明とともに、おすすめの周辺飲食店リストも載っており、丁寧に解説してくれる。バイキング形式の軽朝食も無料サービス。ロビーには電子レンジやトースターも備え、いつでも自由に使える。快適な旅の時間を過ごすための心遣いが各所に施されており、リピーターや連泊が多いというのもうなずける。

支配人の久保田康司さん

バイキング形式の軽朝食には、スープやヨーグルトも付く
夕食前に温泉街を歩いてみた。ライトアップされた湯畑には、硫黄の匂いとともにもうもうと湯けむりが立ち込め、若者たちの絶好の映(ば)えスポットになっている。周辺の通りには飲食店が立ち並び、テイクアウトして食べ歩きできる店もある。

毎分約4000リットルの温泉が湧き出る湯畑。ライトアップは日没~24時
昼間は、温度の異なる湯船が並ぶ「大滝乃湯」、国内有数の広さの「西(さい)の河原露天風呂」など、さまざまな趣や泉質の共同浴場を巡るのもいい。カフェや漫画専門図書館の立つ裏草津地蔵周辺など、新名所も増えているという。
こんこんと湧き出る湯と温泉街のたたずまい、快適な素泊まりの宿と豊富な飲食店……。外では自由に自分流の時間を楽しみ、宿ではゆったりくつろげる。ひとり旅でもグループでも、多様な楽しみ方ができる草津温泉の実力を、改めて実感した。

裏草津地蔵エリアの顔湯。顔を入れて温泉の湯気を浴びる造り

裏草津地蔵エリアの共同浴場「地蔵の湯」。階段を上がるとカフェや漫画専門の図書館がある
旬彩茶屋 夢花🍚
観光客はもちろん、地元の人にも人気の食事処。そば、うどん、丼、定食など豊富なメニューがある。四季折々の食材を使った天ぷらはサクサクでボリューム満点。17時30分からの夜の部は、焼き鳥、サラダ、肉料理など一品料理も提供する。おかみ手作りのオリジナルスイーツにも定評があり、地元の名物花豆を使ったタルトなども販売。写真は、天丼1500円、極上花豆275円~。
■10時~14時30分、17時30分~20時45分/ 不定休/吾妻線長野原草津口駅からバス25分、草津温泉バスターミナル下車すぐ/TEL:0279-88-0224


文/高崎真規子 写真/三川ゆき江
湯畑の宿 佳乃や
TEL:0279-88-2422
住所:草津町草津95
料金(税込み)
素泊まり 平日1万1150円~/休前日1万4450円~
1泊朝食 なし
1泊2食 なし
※1人1室利用は1泊素泊まり1万5000円~
客室:全14室
泉質:酸性・含硫黄―アルミニウム―硫酸塩・塩化物泉
日帰り入浴: 要問い合わせ
交通:吾妻線長野原草津口駅からバス25分、草津温泉バスターミナル下車徒歩2分/関越道渋川伊香保ICから60キロ(近隣の有料Pを利用)
もっとお得に!
3連泊以上の「連泊エコ&エコプラン」や四万温泉の姉妹館への「転泊◎得プラン」も。草津温泉へは東京駅・新宿駅などから直行の高速バスが運行。3700円~。
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※記載内容はすべて掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2026年5月号)
(Web掲載:2026年6月7日)


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