山形・小野川温泉に“温泉むすめ”誕生 看板制作のクラウドファンディングに挑戦中
山形・小野川温泉に“温泉むすめ”誕生 看板制作のクラウドファンディングに挑戦中
山形県米沢市にある名湯・小野川温泉では、「小野川小町に会える温泉街」を目指してクラウドファンディングに挑戦している。
小野川温泉は、山形新幹線米沢駅からバスで約25分。山あいに13軒の宿が肩を寄せ合う。伊達政宗公らも愛した湯は、メタケイ酸が豊富で化粧水のような温泉と評判だ。すべての宿で源泉をかけ流し、飲泉もできる。
そんな温泉街の活性化に向け、10月1日に温泉むすめ「小野川小町」が誕生。温泉を発見した小野小町の伝承にちなんだもので、小野川温泉ファンを増やしたい思いがある。そこで小野川小町をあしらった看板制作に、100万円を目標にクラウドファンディングに挑戦。3㍍近く積もる豪雪地のため、壊れかけ老朽化した温泉街の案内板を修繕するためだ。
支援は、温泉街の看板に名前を記載してもらえる「温泉街に名を残すコース」5000円、小野川小町グッズや手ぬぐいなどももらえる「グッズで応援コース」1万円など、3000円~2万円と各種ある。
詳細は、読売新聞社クラウドファンディングサイト「idea market」https://idea-yomiuri.en-jine.comを参照。
(出典 「旅行読売」2019年12月号)
(ウェブ掲載 2019年10月1日)