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【おうちで南極体験】大自然の魅力満載 南極の世界へダイブ!

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【おうちで南極体験】大自然の魅力満載 南極の世界へダイブ!


地球最後の秘境と言われる南極。そこには言葉に尽くしがたい絶景と、生き物たちの本来の営みがあります。「一度は行ってみたい」と 憧れる一方で、「実際に行くにはどうしたらいいの?」 など分からないことも多いですよね。2021年1月から開かれる「南極クルーズオンライン説明会」(文末に詳細)に合わせて、南極の魅力をお伝えします。

南極大陸は日本の面積の約37倍!

南極があるのは地球の一番南。一般的には南極大陸とその周辺の棚氷、諸島及び海域をいいます。南極大陸の歴史は比較的新しく、発見されたのは1820年のこと。1959年には南極条約が定められ、どこの国にも属さない平和と科学のための大陸として維持されています。現在、日本をはじめ、ロシア、アルゼンチンなど様々な国の基地があり、お互いに情報を交換しながら、気象や生物、宇宙などについての調査を行っています。

南極大陸は地球上で5番目に大きな大陸で、面積は約1,400万平方キロメートル。これは大陸から海上へ押し出された棚氷も含まれ、なんと日本の面積の約37倍にもなるとか。大陸の大部分は氷床に覆われ、その厚さは平均2,450メートル、最も厚いところでは4,000メートルを超えます。富士山は標高3,776メートルですから、富士山を超える厚い氷床ということからも南極の桁違いのスケールがうかがえますね。

 

大人の知的好奇心を満たす南極

南極での大きな楽しみのひとつが、野生動物たちとの出会い。南極にすむ動物といって真っ先に思い浮かべるペンギンは、種類も数も多いんです。目がクリっとした小型のアデリーペンギン、アゴヒゲのような黒い筋状の羽毛が特徴のアゴヒゲペンギン、白いヘアバンドを付けているようなジェンツーペンギンなどが見られ、氷の上をヨチヨチと歩く姿を見れば思わず頬がゆるみます。

しかも、水族館で見ることができる十数羽をイメージしてはいけません。なんと、南極にはペンギン全種類で3千万羽以上生息しているといわれています。クルーズで訪れる場所は、小さな営巣地でも2千羽を下らず、運が良ければ、アデリーペンギン4万羽の営巣地「ブラウン・ブラフ」や、20万羽の大営巣地「ポーレット島」にて、圧倒的な数のペンギンに迎えられます。南極条約では生息する生き物から5メートルの距離をとることが定められていますが、愛らしいペンギンが目の前に近寄り、足をつつく場面も。特別な望遠レンズなどなくても、携帯電話でも十分に写真撮影ができる距離なのです。

ほかにも、ミナミゾウアザラシ、ナンキョクオットセイ、ザトウクジラ、海鳥などとの遭遇が期待できます。海氷の上でアザラシが見せる愛くるしい仕草や、クジラの豪快な潮吹きなど、動物たちの日常を至近距離で見られるのには胸が躍ります。

もうひとつ、ぜひ体験してほしいのが、南極の氷を使った“オンザロック”。南極の氷は長い時間をかけてできています。例えば何十万年前にできた氷には、その当時の空気が閉じ込められているのです。古の空気が溶け出した一杯……大人だから堪能できるロマンを味わいたいですね。

何万年もの時を重ねた流氷で割るウイスキー。氷がとけてパチパチと空気がはじける音に歴史のロマンを感じる

アクテビティで南極のリアルな「温度」を体感!

さて南極では、圧倒的な自然と生き物たち以外にも体験できることがあります。それは「温度」。南極観光のベストシーズンである1月は、「日中」の平均気温が0度前後で、一般的に想像されるほど寒くはなく、北海道や東北の方に「地元の方が寒い」と言われるほどの気温です。では、南極の海水は冷たいのか? 実は、南極へのクルーズでは、代表的なアクテビティとして、波も穏やかで氷も少ない安全な場所で実施する「飛び込み体験」や、島に上陸して、寝袋で一夜を過ごす「キャンプ体験」などがあります。南極の海水温、そして「深夜」の外気温など、現地のリアルな「温度」を体感するのもいいかもしれません。

刻々と変化し続ける南極

南極は、今この瞬間も刻々とその景観を変えています。2020年11月、サウスジョージア島への座礁が懸念されていた、観測史上最大級の巨大氷山「A68a」の大きさは、なんと5,800平方キロ(淡路島の約10倍の面積に匹敵するのだとか!)。このように、南極海峡では巨大な卓状氷山に数多く出会うことができます。なかには、高さ20~30メートル、幅500~900メートルクラスの氷山も少なくありません。そして、運が良ければ氷山の水面下部分と海上部分が、浸食によって轟音とともにひっくりかえるという迫力ある瞬間を見られことも。それは、南極がその姿を毎日のように変化させているということでもあります。間近で圧倒的なスケールを感じるとともに、その一瞬の南極の姿を目に焼き付けてください。

アルゼンチンを出航し、南極へ向かう極地探検客船ワールド・エクスプローラー

優雅な船旅を楽しみ、壮大なスケールの自然を満喫

わずか200年ほど前までは、探検家たちが命がけで目指した場所も、今ではクルーズで快適に訪れることができるようになりました。極地旅行28年の実績を誇る読売旅行は、オンラインでの無料説明会を1月より随時開催します。

説明会では、南極の自然や棲息する動物たちといった魅力はもちろん、南極へ行くための基礎知識、乗船する最新鋭の耐氷船「ワールド・エクスプローラー」、船内での過ごし方、食事なども紹介。また、国立極地研究所南極越冬隊の現役隊員やOB隊員の方々など、南極に精通したゲストも迎える予定で、越冬隊員の今と昔の生活の違いなど、普通ならなかなか聞けない興味深い話を聞くことができます。

客船内はすべて日本語でOK。長い船旅も言葉のストレスを感じることなく過ごせる


日程は2021年1月から7月まで月1~2回の開催を予定。1月は23日(土)に開催、時間は1時間~1時間30分程度です。参加方法は下記のお問い合わせフォームまたは電話で。無料で参加できるので、南極に興味がある方はお気軽にご参加ください!


旅の魅力を発信するメディアサイト「たびよみ」では、1月から、特集「わたしの南極物語」として、スタッフや添乗員による南極にまつわる体験談やアドバイス、南極写真館など、南極を感じられるコンテンツを掲載中。こちらからご覧ください。

 

■お問い合わせ
よみうりオーシャンクルーズ
TEL:0120-439-615/9時30分~15時まで

■南極クルーズオンライン説明会へのお申し込みはこちらから


Writer

たびよみ編集部 さん

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