「琉球の宴」は、9月末までの火・木・土曜日に、ホテル内のレストランでディナー時に開催。ショーチャージは無料（ディナー料金は大人6000円、小学生3000円など）

5月15日に本土復帰50年を迎える沖縄県で、ルネッサンス リゾート オキナワ（恩納村）で行われている「琉球の宴」が
話題となっている。

「琉球（りゅうきゅう）王国の国王と王妃が宴（うたげ）を設けてお客様をもてなすという演出。エイサーや琉舞、三
線など沖縄の伝統芸能を披露しています」と説明する平田奈美さんは、「琉球の宴」を実演するルネッサンスリゾートオキナワ（沖縄県恩名村）の「ルネッサンス芸能部」のリーダー。平田さんが「私を含め、ホテルのスタッフが日常業務をこなしながら、やっています」と言葉を続けた。

このパフォーマンスを始めたきっかけは、コロナ禍という。ホテルへの客足が遠のくなか、少しでも沖縄の魅力を伝えら
れたらとの思いが、伝統芸能の披露という発想につながった。また、火災で焼損した首里城の復興に寄与したいとの思い
から、「首里城復興＆SDGs 応援バッジ」（バッジ売上金の25％が首里城の復興と国連が定めたSDGs に関わる活動に寄付される）の販売も行っている。

平田さんは、「お客様から『なかなか思うように観光ができないなか、沖縄を感じられて感激した』と言っていただいた
ことも励みになっています」とほほ笑んだ。


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（出典：「旅行読売」2022年6月号）

（WEB掲載日：2022年5月25日）