青春18きっぷだけじゃない!いろいろあります!お得なきっぷ(2)
関東甲信越と南東北の旅におすすめ!とってもお得な週末パス
JR各社、私鉄のお得なきっぷを紹介!
7月1日からいよいよ、青春18きっぷの発売がスタート!
1日2410円、各駅停車でどこまでも行ける魅力的なきっぷです。
そんなお得なきっぷ、実はまだまだあるんです。
この夏の鉄道旅で使ってみたい、JR各社と私鉄のお得なきっぷをご紹介します。
⑦週末パス
8880円
宮城、山形以南を中心としたJR東日本と、会津鉄道など14の私鉄や第三セクター鉄道の普通・快速列車の普通車自由席が、連続する土・日曜の2日間乗り放題になる。別に特急券などを買えば特急や新幹線を利用できる(東海道新幹線は利用不可)。利用開始日の前日までに購入する。こども料金は2600円とかなり割安。
利用期間:2024年3月31日までの土・日曜・祝日(お盆、年末年始を除く。発売は~3月29日)
発売:JR東日本
週末パスの詳細はこちらから
⑧信州ワンデーパス
2680円
小海線、大糸線、篠ノ井線など主にJR東日本の長野県内、および新潟県内の飯山線、しなの鉄道長野―豊野駅間の普通・快速列車の普通車自由席が1日乗り放題。別に特急券を買えば特急(新幹線を含む)も利用できる。中央西線や飯田線などのJR東海の路線はエリアに含まれない。
利用期間:通年
発売:JR東日本
信州ワンデーパスの詳細はこちらから
⑨北陸観光フリーきっぷ
名古屋市内発 1万6230円、静岡発 1万9360円
名古屋市内、浜松、静岡から北陸を観光するのに便利なきっぷ。名古屋、浜松、静岡から米原駅間は東海道新幹線の普通車指定席に乗車できる。フリーエリアでは、JR、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道の特急(北陸新幹線を含む)、普通列車の普通車自由席が利用できる。発駅からフリーエリアまでの往復には、特急「ひだ」号と「しらさぎ」号(いずれも指定席)をそれぞれ1回ずつ利用し、同じ特急での往復はできない(発駅から米原までの新幹線は利用可)。下呂、高山、飛騨古川の各駅は途中下車できる。4日間有効。
利用期間:通年(お盆、年末年始を除く)
発売:JR東海
北陸観光フリーきっぷの詳細はこちらから
⑩週末乗り放題きっぷ
1 万2000円
JR四国(宇多津―児島駅間を含む)の特急・普通列車の普通車自由席、土佐くろしお鉄道(窪川―若井駅間)の普通列車の普通車自由席、JR四国バスの指定区間が土・日曜、祝日のいずれか1日乗り放題になる。ほかに、四国フリーきっぷ(連続する3日間1万8000円)、バースデイきっぷ(同1万2000円。誕生月のみ利用可。同行者用もあり)などもある。
利用期間:土・日曜、祝日
発売:JR四国
週末乗り放題きっぷの詳細はこちらから
⑪旅名人の九州満喫きっぷ
1 万1000円
JR九州の在来線と九州内の私鉄(市電も含む)に1日乗り放題のきっぷ。発売日から3か月以内に3回まで、または3人までの同一行程のグループも利用できる。普通・快速列車の普通車自由席に乗り放題で、指定席を利用する場合は別途指定席券が必要。新幹線や特急(西日本鉄道を除く)、南阿蘇鉄道のトロッコ列車、バス(代行バスを除く)には乗車できない。
利用期間:通年
発売:JR九州
旅名人の九州満喫きっぷの詳細はこちらから
⑫ハロー!自由時間ネットパス
1万9800円(北部九州版は9800円)
60歳以上なら誰でも入会できる「ハロー!自由時間クラブ」(年会費・入会費無料)向けのきっぷで、JR九州の特急や新幹線(普通、快速を含む)が連続する3日間乗り放題になる。自由席が基本だが、指定席も6回まで利用可。豊肥線以北を中心とした北部九州版もある。利用開始日の前日までに購入する。
利用期間:通年
発売:JR九州
ハロー!自由時間ネットパスの詳細はこちらから
⑬おためし!私たちも、かもめ。早特7
博多―長崎駅間3200円
JR九州インターネット列車予約サービス限定の片道きっぷ。7日前までの予約が必要で、博多・佐賀―浦上・長崎駅の区間を席数限定で販売。特急リレーかもめ、西九州新幹線かもめの普通車指定席を利用できる。博多―長崎駅間の通常料金は6050円なので約半額となる。
利用期間:9月30日まで(発売は~9月23日)
発売:JR九州
おためし!私たちも、かもめ。早特7の詳細はこちらから
文/谷崎 竜
※掲載時のデータです
(出典:「旅行読売」2023年7月号)
(Web掲載:2023年6月28日)