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日本酒、クラフトビール、お茶、ジュース…… 高知で御朱印ならぬ「御朱“飲”めぐり」 <前編>

場所
> 仁淀川町
日本酒、クラフトビール、お茶、ジュース…… 高知で御朱印ならぬ「御朱“飲”めぐり」 <前編>

仁淀川水系や四万十川水系、物部川水系など、清流に恵まれている高知県。良い水があれば、美味しい飲み物がある。高知県全域を舞台に、2023年7月22日から「口福の土佐 御朱飲めぐり」が始まった。(2024年3月3日まで)

各市町村がおすすめする77種の飲み物を購入すると、「御朱飲ステッカー」をもらえる。また、ステッカーと同時にもらえるカードに記入してあるシリアルコードを専用サイトに入力すると、デジタルスタンプをゲットできる。デジタルスタンプの数に応じて、5千円相当の特別グッズセットから5万円相当の魚介類や肉などの山・川・海セットまで、豪華賞品が抽選で当たる。

高知県で「飲む」と聞くと酒を思い浮かべてしまうが、ポンカンやユズなどのジュースやお茶、牛乳、海洋深層水、だしまで、酒以外の飲み物も多彩。77種のうち約半数の飲み物はアルコール以外なので、左党でなくても楽しめる。もちろん酒も充実している。県内に18ある酒蔵の日本酒を網羅しており、クラフトビールもある。

お茶をスイーツに

「茶農家の店あすなろ」の岸本実佳さんが手にする「沢渡茶のラテフロート」(左)とスムージー

 

高知県西部の内陸部、愛媛県と接する仁淀川町で買える二つの飲み物を紹介しよう。仁淀川のほとりの高台に立つ「茶農家の店あすなろ」は、茶農家を営む岸本憲明さん、実佳さん夫妻が2018年にオープンした。

テラスから絶景を眺めながら、お茶やお茶を使った料理を味わえる。川沿いの急傾斜地にある茶畑は1日の寒暖差が大きく、日照時間が長いため茶の栽培に適しており、沢渡(さわたり)茶というブランド茶として知られる。

川沿いの急斜面にある沢渡茶の茶畑

 

日本茶の消費量が低迷していることから、若い人に親しんでもらおうと「口福の土佐 御朱飲めぐり」対象商品を「沢渡茶のスムージー」と「沢渡茶のラテフロート」(ともに680円)にしたという。

「茶とアイスやクリームとの比率に苦労しました」と、店長でもある実佳さんは振り返る。緑茶だけでなく、香り高い紅茶やほうじ茶もあるので、飲み比べも楽しい。

「茶農家の店あすなろ」のテラスから眺める仁淀川
「茶農家の店あすなろ」外観

アメリカから移住してクラフトビール造り

もう一つは「MUKAI CRAFT BREWING(ムカイクラフトブルーイング)」のクラフトビール。アメリカ・ロサンゼルスから仁淀川町に移住したケネス ムカイさん、雅子さん夫妻が2020年にオープンした。

今では地元で「ケンさん」と親しまれているケネスさんはアメリカで化学と物理の高校教師をしており、自家製のビールを造っていた。

「MUKAI CRAFT BREWING」醸造責任者ケンさんと自慢のクラフトビール

 

何度か高知県を訪れるうちに、友人にすすめられて移住を決断。「町を元気にするビール」を目指し、お茶やサツマイモ、ショウガなど地元の特産品を使ったクラフトビールを造った。

「世界最高レベルの水です」とケンさんはビール造りの基本である水を絶賛する。副原料に仁淀川町産の山椒とショウガを使った「2410(ニ・ヨ・ド)」や、茶葉を使った「439(ヨ・サ・ク)」など、ネーミングもユニークだ。

「MUKAI CRAFT BREWING」のタップルーム。奥に醸造所がある
森に囲まれて立つ「MUKAI CRAFT BREWING」

<問い合わせ>

口福の土佐 御朱飲めぐり事務局 ℡ 088-856-6280

https://kochi-tabi.jp/kanko-campaign/goshuin/

 

〈後編〉はこちら

 

(Web掲載:2023年7月25日)

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Writer

旅行読売出版社 メディアプロモーション部 さん

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