日本酒、クラフトビール、お茶、ジュース…… 高知で御朱印ならぬ「御朱“飲”めぐり」 <後編>
仁淀川町に隣接する佐川町は、朝の連続テレビ小説「らんまん」で脚光を浴びている植物分類学者・牧野富太郎の出身地。富太郎の生家近くに立つ司牡丹酒造は1603年創業で、株式会社を設立してからでも100年を超える歴史がある。
さまざまな酒を販売している「酒ギャラリーほてい」で、10種以上の酒を試飲することができる。
ラベルに杜氏の浅野徹さんの名が付いた「二割の麹が八割の味を決める」や、富太郎が詠んだ詩から名付けられた「花と恋して」、ゆずのリキュールなど、好みの味を見つけよう。
いの町の仁淀川沿いにあるカフェ「高知アイス売店」では、ゆずや文旦のシャーベットや濃厚なソフトクリームが人気。ゆずドリンクとみかぽんが「口福の土佐 御朱飲めぐり」対象商品になっている。
店内の窓ガラスが大きく取られ、仁淀川の清流を望む「映えスポット」だ。
作り手の思いが詰まった77種の飲み物。富太郎が植物採集で歩き回った高知県の自然の恵みを感じながら、じっくり味わいたい。
<問い合わせ>
口福の土佐 御朱飲めぐり事務局 ℡ 088-856-6280
https://kochi-tabi.jp/kanko-campaign/goshuin/
<前編>はこちら
(Web掲載:2023年7月25日)