たびよみ

旅の魅力を発信する
メディアサイト
menu

もう箸が止まらない!アンテナショップで見つけたご飯のおとも(2)

場所
もう箸が止まらない!アンテナショップで見つけたご飯のおとも(2)

その土地ならではの郷土料理や特産品を生かした、数あるご飯のおともの中から人気商品を厳選してご紹介。ホカホカの白いご飯と相性が良いだけでなく、さまざまなアレンジも可能な逸品ぞろいです。

そぼろ納豆<茨城>

食感も楽しい切り干し大根入りの納豆

ひたちなか市にある「金加(かねか)食品」が販売する「そぼろ納豆」は、切り干し大根入りの納豆。1か月ほど塩に漬け込んだ切り干し大根をしょうゆなどの調味液と一緒に納豆に混ぜたもので、保存料などは一切不使用。切り干し大根のシャキシャキとした食感も楽しい。チャーハンやパスタの具にもおすすめ。270円。

IBARAKI sense TEL:03-5524-0818

なつ香鯛の漬け<長崎>

漬け丼や茶漬けなどにアレンジも

平戸市で水産会社を営む「坂野水産」が製造する人気商品。使用している「なつ香鯛」は、地元で栽培したサマーオレンジ「平戸夏香」をエサに混ぜたフルーツ魚で、さっぱりとした脂とうま味が特徴。そのタイを平戸産のしょうゆをベースにした特製タレに漬け込んだもの。タイのコリコリとした食感と九州らしい甘めの味付けにご飯が進む。1200円。

有楽町ひらど商館 TEL:080-2149-5157

鶴翔高校3年A組の豚味噌仕込<鹿児島>

高校生が授業の一環で創り続ける伝統の味

阿久根市にある鶴翔高校が授業の一環で製造している「鶴翔高校3年A組」シリーズの一つ。発売以来、40年以上にわたって伝統の味を引き継いでいる。豚肉は鹿児島産。タマネギやニンジンを加え、麦味噌(みそ)、ショウガ、ニンニク、三温糖などで味付け。キュウリや冷奴にもおすすめ。281円。

かごしま遊楽館 TEL:03-3580-8821

金山寺みそ<和歌山>

和歌山に伝わる保存&健康食の“おかずみそ”

写真/和歌山県観光連盟

冬に野菜をとるための保存食として発達した金山寺みそは和歌山の伝統食。米、麦、大豆の麹(こうじ)にウリやナス、ショウガなどの夏野菜を刻んで漬け込み醸造する。「垣内みそ店」が厳選した素材で造る金山寺みそは、ほんのりと甘みのあるまろやかな味わいと、野菜の持ち味が楽しめる。焼魚やステーキ、生野菜に添えてもいい。853円。

わかやま紀州館 TEL:03-6269-9434

土佐の赤かつお<高知>

老舗鮮魚店が名産のカツオで作ったフレーク

創業150年余の鮮魚店「上町(かみまち)池澤本店」が手掛ける。刺し身に使う新鮮なカツオを、代々受け継がれてきた甘辛味のタレで煮込み、身を丁寧にほぐしてガーリックオイルと一味唐辛子でピリ辛に仕上げた。カツオはジューシーでニンニクの香りが食欲をそそる。サラダやピザなどのトッピングにも合う。748円。

まるごと高知 TEL:03-3558-4365

文:木村理恵子
写真:依田佳子(なつ香鯛の漬け、鶴翔高校3年A組の豚味噌仕込、土佐の赤かつお)、寺澤太郎(そぼろ納豆、金山寺みそ)

※料金等すべて掲載時のデータです。


(出典:「旅行読売」臨時増刊 アンテナショップin東京2024)
(Web掲載:2024年1月28日)

☛紹介した御飯のおともやアンテナショップを掲載している「アンテナショップin東京2024」はこちらの弊社直販サイトで送料無料でご購入いただけます。


Writer

木村理恵子 さん

旅と料理がメインの編集プロダクションに在籍した後、フリーに。お酒とスイーツ、ひかりもの(魚ではない)が好きで、最近は出身地の茨城愛にも目覚める。ホットヨガに絶賛ハマり中。

Related stories

関連記事

Related tours

この記事を見た人はこんなツアーを見ています