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【新・日本の絶景】2024年に見たい絶景 西日本編20選(2)~天神崎、御机の茅葺小屋ほか~

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【新・日本の絶景】2024年に見たい絶景 西日本編20選(2)~天神崎、御机の茅葺小屋ほか~

絶景とは、見る者に忘れがたい印象を残す素晴らしい景色のこと。 そんな佳景を求め見知らぬ地に遊ぶのは、旅の醍醐味の一つです。 あまり知られていない日本の絶景、一度は見たいとっておきの新しい絶景をご紹介します。

天神崎<和歌山・田辺市>

引き潮で現れる空を映す水鏡

田辺湾の北側にある天神崎は、平坦な岩礁地帯が約21ヘクタールも続く小さな岬。潮位が150〜140センチほどになると大きな潮だまりが水鏡となり、空と陸を境にシンメトリーの景色が現れる。風雨のない夕暮れ時は感動的。

ベストシーズン:通年
営業:見学自由
交通:紀勢線紀伊田辺駅からバス5分、明洋前下車徒歩20分/阪和道南紀田辺ICから4キロ
問い合わせ:TEL0739-26-9929(田辺観光協会)
※条件がそろう可能性がある日は「天神崎おすすめカレンダー」を参照。
読売旅行の旅行プランは こちら

ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド<岡山・倉敷市>

スリル満点の絶景アトラクション

瀬戸大橋にほど近い高台にある遊園地。その立地から、観覧車などアトラクションからの眺めが抜群だ。中でも島々をつなぐ橋と海に向かって自転車をこぐスカイサイクルは爽快。地上約16メートルの高さの空中散歩は少し勇気が必要だが、レールの周囲を桜が包む春はまた格別だ。

ベストシーズン:3月下旬〜4月下旬
営業:10時〜17時(12月31日は〜翌1時。その他季節により延長あり)/無休/3800円(55歳以上は2500円)
交通:本四備讃線児島駅からバス10分、鷲羽山ハイランド遊園地前下車すぐ/瀬戸中央道児島ICから2.2キロ
問い合わせ:TEL086-473-5111
ホームページは こちら

耕三寺博物館・未来心の丘<広島・尾道市>

しまなみ海道に輝く白亜の彫刻庭園

生口(いくち)島にある耕三寺は、ひとりの僧が母の菩提(ぼだい)寺として創建した寺院。その境内にあるのがイタリアから運んだ約5000平方メートルの大理石の庭園、未来心の丘だ。耕三寺博物館の一部として公開されており、彫刻家が刻んだモニュメントが、白亜の芸術世界を作り出している。

ベストシーズン:通年
営業:9時〜16時30分/無休/1400円
交通:山陽線尾道駅からバス1時間3分、耕三寺下車徒歩3分/しまなみ海道生口島南ICから8キロ
問い合わせ:TEL0845-27-0800
ホームページは こちら

御机の茅葺小屋<鳥取・江府町>

郷愁を感じる日本の原風景

中国地方最高峰の大山(だいせん)を背景に、昔話に登場しそうな茅葺屋根の農機具小屋がぽつんとたたずむ。水田に景色が映り込む初夏、黄金色の稲穂や紅葉に染まる秋、すっぽりと雪に覆われる冬と、四季に移ろう里の原風景に心奪われる。鳥や虫の声、風の匂いを感じながら静かに眺めたい。

ベストシーズン:5月下旬、11月中旬
営業:見学自由
交通:伯備線江尾駅からタクシー14分/米子道江府ICから10キロ
問い合わせ:TEL:0859-75-6007(江府町観光協会)

古城山展望台<島根・江津市>

焼き物の町に残る伝統の赤瓦屋根

風雪に耐える丈夫さを持つ石見(いわみ)地方の石州(せきしゅう)瓦。陶土が産出した波子(はし)町は窯業とそれを扱う海運業で栄えた。今も赤瓦屋根の家が多く、波子駅の裏山にあるこの展望台から望めば、白砂の海岸沿いに肩を寄せ合う赤瓦の集落と青い日本海の鮮やかなコントラストが美しい。

ベストシーズン:早春〜晩秋の快晴日
営業:日の出〜日没/無休/無料
交通:山陰線波子駅から徒歩10分/山陰道浜田東ICから7キロ
問い合わせ:TEL:0855-53-1902(波子地域コミュニティ交流センター)


※料金等すべて掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2024年2月号)
(Web掲載:2024年2月16日)


Writer

たびよみ編集部 さん

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