【新・日本の絶景】2024年に見たい絶景 東日本編19選(2)~白川湖の水没林、最果てのベンチほか~
絶景とは、見る者に忘れがたい印象を残す素晴らしい景色のこと。 そんな佳景を求め見知らぬ地に遊ぶのは、旅の醍醐味の一つです。 あまり知られていない日本の絶景、一度は見たいとっておきの新しい絶景をご紹介します。
白川湖の水没林<山形・飯豊町>
湖面から空に広がるシロヤナギ
春になると飯豊連峰からの雪解け水が流れ込む人造のダム湖。シロヤナギが水の中から生えているかのような風景を見ることができる。3月下旬から水位が上昇し、4月中旬からは新緑の美しさに目を奪われる。カヌーでの回遊も面白そう。春先にしか見られない絶景だ。
ベストシーズン:3月下旬~5月中旬
営業:見学自由
交通:米坂線手ノ子駅からタクシー20分/東北中央道米沢北ICから国道113号経由30キロ
問い合わせ:TEL0238-86-2411(飯豊町観光協会)
湯けむりの里 柏屋<栃木・日光市>
渓谷美と鉄道が楽しめる絶景露天
鬼怒(きぬ)川と男鹿(おじか)川の合流点近くに立つ、川治(かわじ)温泉の宿。渓谷と一体化したような感覚が楽しめる男女別のインフィニティ―露天風呂があり、宿の名物になっている。温泉にのんびりつかりながら渓谷や里山の大自然を堪能できる。さらに鉄橋を渡る野岩(やがん)鉄道の列車も見られる。
ベストシーズン:4月上旬~6月下旬、10月下旬~11月中旬
営業:1泊2食1万8850円~(日帰り入浴は休止中)
交通:野岩鉄道川治湯元駅から送迎3分(要予約)/日光宇都宮道路今市ICから国道121号経由24キロ
問い合わせ:TEL0288-78-0002
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群馬県庁<群馬・前橋市>
日本一高い県庁舎から眺める山と街
33階建て、153.8メートルで、県庁舎としては日本一の高さ。32階は全方向の景色が楽しめる展望フロアになっていて、前橋市内はもちろん上毛三山をも望む。前橋公園の桜が咲く春は、特に美しい。夜は22時まで見学でき、きらめく夜景も楽しめる。31階には、レストランもある。
ベストシーズン:3月下旬~4月上旬
営業:8時30分~21時45分(土・日曜、祝日は9時~21時45分)/無休/無料
交通:両毛線前橋駅からバス6分、県庁前下車すぐ/関越道前橋ICから国道17号経由4キロ
問い合わせ:TEL027-223-1111
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園<埼玉・飯能市>
静かな北欧の夜を体感できる
「ムーミン」シリーズの作者、トーベ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生まれた公園。彼女や北欧の世界観が園内随所に表現されている。土・日曜、祝日開催のライトアップは、「豊かな闇」がコンセプト。柔らかな光に包まれ、北欧童話の世界を表現した建物の間を静かに歩きたい。
ベストシーズン:通年
営業:9時~17時(土・日曜、祝日は~21時。ライトアップは日没~。※熊目撃情報があったため、当面は~18時30分)/月曜(祝日の場合は翌平日)休、12月28日~1月4日休/無料
交通:西武池袋線元加治駅から徒歩20分/圏央道狭山日高ICから県道347号経由8キロ
問い合わせ:TEL042-972-7711
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最果てのベンチ(ラバーズベンチ)<千葉・南房総市>
雄大な海と空が広がる
房総半島最南端にある野島崎公園の岩場に設置されたベンチ。朝日と夕日のどちらも見られ、時間に応じて変化する海と空が美しい。満天の星が広がる夜も魅力。「このベンチに2人で座ると幸せになれる」という噂も。
ベストシーズン:通年
営業:見学自由
交通:内房線館山駅からバス35分、野島埼灯台口下車徒歩10分/富津館山道路富浦ICから国道127号経由19キロ
問い合わせ:TEL0470-28-5307(南房総市観光協会)
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【新・日本の絶景】2024年に見たい絶景 東日本編19選(3)~SHIBUYA SKY、清津峡渓谷トンネルほか~ へ続く(2/23公開予定)
※料金等すべて掲載時のデータです。
(出典:「旅行読売」2024年2月号)
(Web掲載:2024年2月22日)