高知の食・自然・歴史にどっぷりはまる 4年にわたる大型観光キャンペーン開催
古民家で伝統の舞神楽を鑑賞
高知の魅力にどっぷりはまる!
高知県で4月1日から「どっぷり高知旅キャンペーン」がスタートした。高知ならではのおもてなし文化と、食や歴史、自然体験をじっくり、深く、たっぷり楽しめる旅を提案し、高知にどっぷりはまってもらおうという取り組みで、2028年3月31日まで展開する。
キャンペーン開始に先立ち、高知県内の市町村や観光協会などを対象に、魅力あふれる素材を募集した「どっぷり高知旅コンテスト」を開催。集まった166件の中から県内7エリアごとに1位を選出、9件が出そろった。
物部川エリア1位は香美(かみ)市の「いざなぎ流舞神楽鑑賞と体験」。国指定無形民俗文化財の「土佐の神楽」の講座と舞神楽を楽しめる。伝承者による舞神楽指導も受けられる。郷土料理の弁当付き。
奥四万十エリア1位は「上ノ加江(かみのかえ)漁協 漁業体験」。中土佐町の現役漁師とロープワークやかご・網を使った漁、和船こぎ、藁(わら)焼きタタキ体験などが楽しめる。ランチではその日とれた魚やカニが味わえる。
そのほかのエリア1位や、キャンペーン詳細はホームページで
文/中 文子
(出典:「旅行読売」2024年6月号)
(Web掲載:2024年5月3日)