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地域芸術祭のパイオニア「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」開催

場所
  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 新潟県
> 十日町市、津南町
地域芸術祭のパイオニア「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」開催

《Saiyah #2.10》瀬山葉子
光のインスタレーション。松代エリアの奴奈川キャンパス(旧奴奈川小学校)で展示

 

越後妻有の広大な里山に、300点を超えるアート作品が点在

新潟県越後妻有地域(十日町市、津南町)の里山を舞台に繰り広げられる3年に1度の地域芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」が7月13日〜11月10日に開催される。

2000年に始まり今年で9回目。760平方キロに及ぶ開催地域は6エリア(川西、松代<まつだい>、十日町、松之山、中里、津南)からなり、各エリアの地形や文化など特徴を生かした300点を超える作品が点在する。

《The Long and Winding River (tunnel and table)》原倫太郎+原游 企画展「モネ船長と87日間の四角い冒険」明石の湯で展示

注目はマ・ヤンソンとMAD(マッド)アーキテクツの最新作「野辺の泡」や、越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)と明石の湯で開かれる企画展「モネ船長と87日間の四角い冒険」。MonETでは7月12日〜21日に「ウクライナウィーク」も開催する。

事前に公式ガイドブックを入手して興味のある作品を巡るルートを考えたり、越後湯沢駅など発着のオフィシャルツアーを利用するのもおすすめ。

作品鑑賞パスポートは前売り(〜7月12日)3500円、会期中4500円。
鑑賞時間は一部作品を除き10時〜17時(10・11月は〜16時)、火・水曜休。

草間彌生「花咲ける妻有」(Photo by Nakamura Osamu)
ジェームズ・タレル「光の館」(Photo by Yamada Tsutomu)
マ・ヤンソン / MADアーキテクツ「Tunnel of Light」(photo by Nakamura Osamu)

 


大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024
開催日程:2024年7月13日(土)~11月10日(日)全87日

【問い合わせ先】
大地の芸術祭実行委員会事務局(十日町市文化観光課芸術祭企画係)
TEL:025-757-2637  FAX:025-757-2285

※記載内容は掲載時のデータです。

文/中 文子

(出典:「旅行読売」2024年8月号)
(Web掲載:2024年7月6日)


Writer

中 文子 さん

神戸生まれの大阪育ち。学生時代に旅に目覚め、アジア(おもに中国)や国内各地を探訪。旅を仕事にできたら面白そうだ!と旅行読売出版社に入社。広告課、編集部、メディアプロモーション部(広告)を経て、22年4月からメディア編集部所属。現在は、小1の壁と向き合いながら時短勤務中。温泉とお酒、楽器演奏が大好き。

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