戦国大名と蹴鞠をひも解く 福井・一乗谷朝倉氏遺跡博物館で特別展開催
花下蹴鞠之図 右隻(木下美術館蔵)
蹴鞠をテーマに朝倉氏の文化を紹介
福井市にある福井県立一乗谷(いちじょうだに)朝倉氏遺跡博物館で、「戦国大名朝倉氏 武威の煌めき蹴鞠(けまり)と庭が語る戦国」が9月1日まで開催されている。
戦国大名に必須とされた教養の一つ・蹴鞠をテーマに、一乗谷に花開いた朝倉氏の文化を紹介する。天皇や公家、戦国大名らに和歌や蹴鞠を指導した飛鳥井氏から1508年に伝授された「飛鳥井宋世蹴鞠秘伝書」(一部公開)や、伝尾形光琳筆、紀州徳川家旧蔵の「花下蹴鞠之図」などが見どころ。
問い合わせ/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 TEL:0776-41-7700
※記載内容は掲載時のデータです。
文/中 文子
(出典:旅行読売2024年9月号)
(Web掲載:2024年8月9日)