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【鉄道ひとり旅】沿線のひとり旅の宿(3)~北上線・田沢湖線・高山線~

場所
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  • > 北陸・中部・信越
  • > 岐阜県
【鉄道ひとり旅】沿線のひとり旅の宿(3)~北上線・田沢湖線・高山線~

「沿線のひとり旅の宿」16軒を4回にわたって紹介

【鉄道ひとり旅】沿線のひとり旅の宿(2)~秩父鉄道・大糸線~から続く

秋空が広がる週末、気ままなローカル線の旅に出かけませんか。駅から列車に乗れば、遠く見知らぬ町に連れていってくれる鉄道の旅は、初めてのひとり旅にぴったりです。

ひとりで寂しい反面、自分だけの旅をつくれるのがひとり旅。古い駅舎やホーム、車窓の山並みや町並みは旅情に満ち、気になって降りた先のグルメや温泉、地元の人たちとの出会いも魅力です。

初めての人も行きやすい、「鉄道ひとり旅」にお勧めの「沿線のひとり旅の宿」16軒をご案内します。

ホテルプラザアネックス横手

北上線、奥羽線・横手駅【秋田】

展望温泉のほか、併設の温泉施設も
ホテル外観

横手駅東口からすぐの立地で、7階に展望温泉がある。秋田の玉川温泉を再現した岩盤浴も備え、玉川温泉産北投(ほくとう)石を使用。ラジウムを含んだ蒸気を吸入しながら体を癒やせる。宿泊者は、併設の横手駅前温泉ゆうゆうプラザの入浴施設も無料で使える。朝食は和洋バイキング。眺めのいいテラス付きシングルルームもある。

TEL:0182-32-7777
住所:横手市駅前町7-7
【ひとり泊データ】
条件:通年可
料金:1泊朝食1万1250円~、素泊まり9600円~
部屋:トイレ付き15平方メートルシングルなど
食事:朝食=レストラン
交通:北上線・奥羽線横手駅からすぐ
公式サイトはこちら

※北上線・田沢湖線の鉄道旅はこちら

 

休暇村乳頭温泉郷

秋田新幹線、田沢湖線・田沢湖駅【秋田】

輝くブナ林を見ながら、白濁湯につかる
料理の一例

秘湯ファンに人気の乳頭温泉郷の宿。ブナ林に包まれた露天風呂では硫黄泉、内風呂ではナトリウム―炭酸水素塩泉と硫黄泉の2種が楽しめる。ガイドと歩くブナの森ウォーキング(10月まで)などアクティビティーも充実。秋は周囲の森が最も輝く季節で紅葉のピークは10月中旬。夕朝食ともビュッフェ。きりたんぽ鍋などで温まろう。

TEL:0187-46-2244
住所:仙北市田沢湖駒ケ岳2-1
【ひとり泊データ】
条件:通年可
料金:1泊2食1万7500円~
部屋:トイレ付き8畳〜10畳和室など
食事:夕食・朝食=レストラン
交通:秋田新幹線、田沢湖線田沢湖駅からバス45分、休暇村前下車すぐ
公式サイトはこちら

※北上線・田沢湖線の鉄道旅はこちら

 

大村屋旅館

高山線・飛騨古川駅【岐阜】

鉄音が郷愁を誘う小さな駅前旅館
客室の一例

飛騨古川駅からすぐの好立地で、観光にもビジネスにも利用されている。創業約80年になるが、外観は古さを感じさせない。客室は昔ながらのたたずまいの和室が7室。宿泊は素泊まりのみの受け付けで、近隣に飲食店がある。トイレ、冷蔵庫、電子レンジなども共用する。時折聞こえてくる列車の音に、駅前旅館ならではの郷愁が漂う。

TEL:0577-73-2787
住所:飛騨市古川町金森町10-40
【ひとり泊データ】
条件:通年可
料金:素泊まり4950円~
部屋:トイレなし6畳〜8畳和室
交通:高山線飛騨古川駅からすぐ
ホームページはこちら

※高山線の鉄道旅はこちら

 

たんぼの湯

高山線・飛騨古川駅【岐阜】

時代は変わっても素朴な湯を守る
たんぼの湯玄関

1905年創業の素朴で質素な宿。現在の建物は71年に建て替えたもの。かつては周囲が田園地帯だったため、「たんぼの湯」の名称で創業。赤褐色(せきかっしょく)の炭酸鉄泉はタオルが染まるほど成分が濃く、「子宝の湯」として親しまれてきた。濁った湯があふれるさまは湯治場のような雰囲気。貴重な湯を守りたいと、高齢の夫婦が宿を切り盛りしている。

TEL:0577-73-2014
住所:飛騨市古川町本町2-57
【ひとり泊データ】
条件:通年可
料金:1泊朝食6000円~、素泊まり4500円~
部屋:トイレなし10畳和室など
食事:朝食=食事処
交通:高山線飛騨古川駅から徒歩4分
ホームページはこちら

※高山線の鉄道旅はこちら

【鉄道ひとり旅】沿線のひとり旅の宿(4)~四日市あすなろう鉄道・北陸線~へ続く(2/8公開)


※料金などは掲載時のデータです。

(出典:「旅行読売」2024年11月号)
(Web掲載:2025年2月7日)


Writer

たびよみ編集部 さん

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