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【車窓に春風🌸お花見列車】沿線の随所を桜や花々が彩るレトロな路線 天竜浜名湖鉄道(静岡)掛川~新所原(2)

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  • 国内
  • > 北陸・中部・信越
  • > 静岡県
> 掛川市、浜松市、湖西市
【車窓に春風🌸お花見列車】沿線の随所を桜や花々が彩るレトロな路線 天竜浜名湖鉄道(静岡)掛川~新所原(2)

遠江―宮-敷地(しきじ)駅間を走る天浜線。のどかな里山風景に桜のピンク色が溶け込むようだ(写真/天竜浜名湖鉄道

 

沿線を花で彩り、地域活性化を図る

【車窓に春風 お花見列車】沿線の随所を桜や花々が彩るレトロな路線 天竜浜名湖鉄道(静岡)掛川~新所原(1)から続く

天浜線は桜だけではない。〝天浜線 人と時代をつなぐ 花のリレー・プロジェクト〟の取り組みで、細谷駅のユキヤナギ、常葉(とこは)大学前駅のヤマブキ、岩水寺(がんすい)-宮口駅間の菜の花など、駅や線路脇の20か所を、のべ50種以上のさまざまな季節の花が彩る。

2018年に浜松いわた信用金庫、はままつフラワーパーク、天竜浜名湖鉄道が連携してスタート。同パークの塚本こなみ理事長を総合プロデューサーに、植栽地とその風土・風景に合う花や樹木を選定し、植え替え、草刈りなどの維持管理は、地元のロータリークラブや企業、学校、花の会などが、アダプトプログラム(市民ボランティア)で行う。

二俣本町駅では「花のリレー・プロジェクト」で植栽されたアジサイが5月〜7月に開花。同プロジェクトは日本花の会主催の2023年全国花のまちづくりコンクールで大賞(国土交通大臣賞)を受賞(写真/天竜浜名湖鉄道)

「皆さん汗だくなのに、ニコニコして草を刈っています。丹精込めて育てた草木が開花し、多くの人に楽しんでもらえることは、地域の人たちにとっても、誇りや喜びなのだと思います」と、当初からプロジェクトに関わる天竜浜名湖鉄道地域連携センター長の伊藤文俊さん。沿線住民の温かな思いがこもった花々と桜の競演が楽しみだ。

気賀駅から先は、時折車窓に浜名湖が広がる。桜のトンネルも随所に出現し、尾奈駅ではホームにかぶさるように桜並木が立つ。花びらが風に舞う光景も見られるだろう。

天浜線には飲食店を併設した駅も多い。終点・新所原駅のやまよしでうなぎ弁当を買い帰途に就いた。

新所原駅のうなぎ屋やまよしのうなぎ弁当2800円(10時30分~18時30分、火曜休、TEL:053-577-4181)。予約も受け付ける(写真/阪口 克)

3月20日からは毎年恒例の花イベント、浜名湖花フェスタが始まる。1泊して花づくしの休日を過ごすのも一案だ。

文/高崎真規子

立ち寄りたい沿線の花スポット

はままつフルーツパーク時之栖

   
  

広大なフルーツのテーマパーク
1年を通じてさまざまなフルーツの収穫ができるフルーツ狩りエリア、セグウェイなどを楽しめるアクティビティーエリアに加え、レストランやワイナリーなど、子どもも大人も楽しめるテーマパーク。アーモンド広場には日本では珍しいアーモンドの木が約100本並ぶ。見頃は3月中旬~下旬で、3月20日〜23日にはアーモンドフェスタを開催する。
■9時~17時(季節により異なる)/無休/天竜浜名湖鉄道フルーツパーク駅から徒歩10分/TEL:053-428-5211
※公式サイトはこちら


問い合わせ:天竜浜名湖鉄道 TEL:053-925-2276

※記載内容は掲載時のデータです。

(出典:旅行読売2025年4月号)
(Web掲載:2025年4月3日)

 


Writer

高崎真規子 さん

昭和の東京生まれ。80年代後半からフリーライターに。2015年「旅行読売」の編集部に参加。ひとり旅が好きで、旅先では必ずその街の繁華街をそぞろ歩き、風通しのいい店を物色。地の肴で地の酒を飲むのが至福のとき。本誌連載では、大宅賞作家橋本克彦が歌の舞台を訪ねる「あの歌この街」、100万部を超える人気シリーズ『本所おけら長屋』の著者が東京の街を歩く「畠山健二の東京回顧録」を担当。著書に『少女たちはなぜHを急ぐのか』『少女たちの性はなぜ空虚になったか』など。

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