【大阪・関西万博】開幕直前!メディアデーに行ってきた!(2)

4月13日に迫った大阪・関西万博の開幕を前に、報道陣向けの「メディアデー」の内覧会が行われた。東ゲート広場では、ミャクミャクが正座で手をついてお出迎え。だいぶ見慣れてきたせいか、この公式キャラクターにも愛着がわいてきた。いのちが輝く未来に向けて、どのような体験ができるのか。前回に続き、その見どころをレポートする。
【大阪・関西万博】開幕直前!メディアデーに行ってきた!(1)から続く
AIの力で一人ひとりに合った台湾旅行を提案する TECH WORLD館
「心の山」がコンセプトのTECH WORLD館。リサイクル可能な金属素材が太陽光に反射して美しい
台湾の企業「玉山デジタルテック」が出展するパビリオン。「世界をつなぎ、より良い未来の暮らしへ」をコンセプトに、ライフ、ネイチャー、フューチャーの要素とデジタルや立体映像の技術を融合させた展示を通じて来場者の「六感」に働きかける。
「ライフ」のエリアには、花に見立てたモニター560台を設置。公的研究機関などと共同で開発したインタラクティブ装置で一面の花畑や風に触れる花びらを生み出す
スマートブレスレットでデータを記録
来館者はスマートブレスレットを身に着け、脈拍のデータを記録。どんなことに興味を持っているかを分析してもらう。その結果をもとに、500か所ほどの台湾名所の中から「心ときめく台湾旅行」を提案される。私の場合、茶畑と台湾茶の映像に惹かれたせいか、おすすめに観光製茶場や「華興製茶」という銘柄が出てきた。
ミャクミャクを探してショップ巡り
ミャクミャクを紹介するミャクミャクハウス。記念撮影もできる
次は、お土産を探してみよう。会場内にはオフィシャルストアが4店舗。ミャクミャクグッズをはじめ、万博限定の菓子や雑貨などがそろう。東ゲート店MARUZEN JUNKUDO、JR西日本グループ、KINTETSU、大丸松坂屋百貨店でお気に入りのグッズを見つけよう。
東ゲート店MARUZEN JUNKUDOオリジナルのミャクミャクのフィギュアマグネット付き大阪・関西万博いちごクランチ缶。背景に大阪の街が描かれている
大屋根リングの向こうの大阪湾に沈む夕日
ゆっくり見て回るうちに夕方になっていた。
「一つのまちのようなリングに夕日が落ちる。そんな光景をみんなで見てほしい」と会場デザインプロデューサーの藤本壮介さんは語る。
水上で繰り広げる「アオと夜の虹のパレード」
ウォータープラザに約8800平方メートルの巨大な舞台空間が出現。水が噴き上がるたびに歓声が上がった
万博は毎日がお祭りだ。夜が訪れると、大屋根リング南側のウォータープラザで「アオと夜の虹のパレード」が連日、開催される予定。水と空気をテーマにしたスペクタクルショーで、水のスクリーンが噴水をはじめ、照明やレーザーなどの演出が繰り広げられる。
ドローンの隊列による絵画が夜空に浮かび上がる。大屋根リングのライトアップと海面の反射も美しい
文/仲底まゆみ、写真/宮川 透
(Web掲載:2025年4月11日)
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【大阪・関西万博の注意事項】
・来場はスマートフォンで日時を予約してから
・自家用車は会場への乗り入れができない。万博パーク&ライド駐車場の利用を
・会場内で現金は使用できない。キャッシュレス決済の準備を
・キャスター付バッグや大型荷物は会場内に持ち込めない。コインロッカーなどの利用を
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