【極上の民宿】美肌で知られる天然温泉も魅力 料理民宿 ふじ本<兵庫・南あわじ市>(1)
スタンダードプランのAコースの一例(写真の宝楽焼は3人前)
鳴門(なると)海峡と明石海峡に挟まれた淡路島周辺では、高速で潮が流れ海藻が豊富で魚の運動量が多く魚介類が濃厚な味わいに。古来「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、海産物を朝廷や皇室にも献上してきた。
旬の紅葉鯛を宝楽焼で豪快に
「淡路島のマダイは春と秋が旬です。この時期には体が赤みを帯びることから春は桜鯛、秋は紅葉(もみじ)鯛と呼ばれ、脂がのっておいしいですよ。郷土料理の『宝楽焼(ほうらくやき)』で豪快に味わってください」と、「料理民宿 ふじ本」の2代目・藤本大輔さんから聞き、さっそく淡路島へ向かった。
大阪でサラリーマンだった藤本さんの父が約40年前、実家のあるこの場所へ戻って開業した民宿。島の南部、大鳴門橋のたもとから車で6分ほどの静かな山腹にあり、淡路島の味覚をリーズナブルに味わえると、食通の熟年層を中心にリピーターが多い。
スタンダードプランのAコースは鯛の宝楽焼と活(いき)造りがメインの海鮮会席。さらに、Aコースにアワビ踊り焼きまたは淡路牛陶板焼きなどが付くBコースをはじめ、Dコースまで4プランある。また、9月半ばまでなら夏が旬の「べっぴん鱧(はも)」を薄造りや天ぷら、湯引き、すき鍋などで堪能できる「ハモフルコースプラン」(1泊2食2万1050円~)、肉好きなら「淡路牛しゃぶしゃぶプラン」(同1万7750円~)もおすすめだ。

ハモフルコースプランの中から、さっぱり味わうハモの湯引き

2代目の藤本大輔さん。淡路島特産のべっぴん鱧は、骨や皮が軟らかく食べやすいそう
館内に入り、まずは2階の8畳和室でひと休み。テレビや冷蔵庫、金庫、ポット、お茶セット、ドライヤーなどの備品が充実し、旅館のような快適さ。ほかにも2家族向けの8畳+8畳の和室、グループ向けの15畳和室、1人につき1100円追加でトイレ付きの10畳和室と和洋室もある。

8畳和室。浴衣やハンドタオル(バスタオルはレンタル100円)も備える

緑の木々に囲まれてペンションを思わせる2階建ての建物

木の温かみを感じるフロント

和洋室のベッドルーム。4.5畳の琉球畳の和室、トイレ、洗面台付き
民宿のお土産🧺

淡路島の3年とらふぐのひれ10枚1000円。冬のふぐプランを生かした逸品。ヒレ酒にしたい
文/児島奈美 写真/宮川 透ほか
【極上の民宿】美肌で知られる天然温泉も魅力 料理民宿 ふじ本<兵庫・南あわじ市>(2)へ続く(9/24公開)
周辺観光👟&グルメ
道の駅 うずしお
大鳴門橋を望む人気の道の駅が2025年10月に全面リニューアル。360度見渡せる展望台新設のほか、全国1位に輝いた人気バーガー店は全バーガーを一新。道-1グランプリ受賞のおにぎり専門店、島の旬食材を味わえる食堂など飲食店もパワーアップした。ショップも島土産が増えて年間1000種以上が並ぶ。
■9時~17時(店舗・施設により異なる)/木曜休(祝日の場合は営業)、12月中旬に3日間メンテナンス休館、12月31日・1月1日休/南あわじ市福良丙947-22/山陽線舞子駅からバス50分、陸の港西淡バス停で乗り換え40分、道の駅 うずしお下車すぐ/神戸淡路鳴門道淡路島南ICから3キロ/TEL:0799-52-1157



農家 Cafe Grass
農業を営む一家が2025年10月にオープン。自家栽培の玉ねぎや米、地元精肉店の淡路牛を使った淡路島玉ねぎの牛すじカレー1100円など、肉メインのランチが評判で、地元客も足しげく通う。満天の星を眺められる露天風呂付き1棟貸しの宿泊施設を併設し、2026年秋~年内の開業に向けて準備中だ。
■11時~17時/火曜休/南あわじ市福良甲1133-1/山陽線舞子駅からバス約1時間10分、福良下車徒歩13分/神戸淡路鳴門道淡路島南ICから7キロ/TEL:080-2210-4524


TEL:0799-52-3530
料金:1泊2食1万5550円~(1人泊不可)
客室:6(カギ付き、一部トイレ付き)
風呂:男1、女1(貸切は応相談)
備品:浴衣〇 歯ブラシ〇 タオル〇 Wi-Fi〇
住所:南あわじ市福良丙563
交通:山陽線舞子駅からバス約1時間10分、福良下車後、送迎5分(要予約)/神戸淡路鳴門道淡路島南ICから3キロ
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2026年8月号)
(Web掲載:2026年9月23日)


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