【極上の民宿】美肌で知られる天然温泉も魅力 料理民宿 ふじ本<兵庫・南あわじ市>(2)
鳴門海峡のうず潮と大鳴門橋。秋の大潮の日は巨大なうずが期待できる
名物の宝楽焼に舌鼓
【極上の民宿】美肌で知られる天然温泉も魅力 料理民宿 ふじ本<兵庫・南あわじ市>(1)から続く
夕食は1階の「お食事処」へ。個室なので周囲を気にせず味わえる。3種盛りの前菜や鯛の活造り、小鉢、酢の物の後、メインの宝楽焼が登場。石を敷き詰めた素焼きの鍋で魚介類や野菜を蒸し焼きにした料理で、熱でパチパチと弾ける音も響いて食欲をそそられる。ふっくら軟らかで上品な味わいの紅葉鯛をはじめ、うま味が凝縮した大貝、磯の香りが漂うサザエ、ぷりぷりの大エビ、甘いトウモロコシも盛り込まれていた。さらにエビや淡路産玉ねぎなどの天ぷら、身の締まった鯛アラ炊き、ご飯、香物……。デザートには島内の人気アイスクリーム専門店の搾りたて牛乳アイスも楽しんだ。
食後は、潮崎温泉が満ちる湯船でひと息つく。無色透明のぬめりのある柔らかな湯で、肌が潤いつるつるになった。

ふじ本の宝楽焼では那智黒石を使い、身をふっくら仕上げる

少人数から60人の宴会まで利用できる食事処

潮崎温泉の泉質はナトリウム―炭酸水素塩泉。神経痛や疲労回復にいい

風呂は1階と2階にあり、宿泊客の男女比に応じて男湯と女湯が決まる

2階には共同トイレ男女各1、洗面台4を備える
翌朝の朝食は「お食事処」で和定食を味わう。地元の乾物店から仕入れたアジの干物は肉厚で脂がジュワリと広がり、淡路島の海の幸のおいしさに改めて感動。お腹も心も満たされて帰阪した。

朝食では、旬の焼き魚(写真はアジの干物)やアラ入りみそ汁、温泉卵、のり、小鉢、冷奴、淡路島ヨーグルトなどが出る
文/児島奈美 写真/宮川 透ほか
淡路島の民宿🏡
はぶ荘
宿の目の前の港で水揚げされる活魚料理が評判の1日2組限定の宿
大阪と神戸の和食店で修業した店主の斎藤聡さんが、土生(はぶ)港の目の前にある奥さんの実家で、42年前に食堂として開業。食事に訪れた釣り客らの要望で料理民宿を営むように。館内には三つのいけすがあり、現在は土生港や沼島(ぬしま)港で水揚げされるタイや伊勢エビ、一本釣りのアジなど、旬魚の活魚料理目当てのリピーターが多い。
秋の基本プランは紅葉鯛の宝楽焼コース。9月上旬までハモフルコース(1泊2食1万7050円~)、高級魚オコゼが中心の会席+選べる一品が付く人気の竹コースなども用意。朝食はアツアツの焼き魚やだし巻き卵が出る。

オコゼが中心の竹コース1泊2食1万9800円~。選べる一品はアワビか淡路牛か伊勢エビから

熟練料理人の斎藤さんが魚介類を目利き

昔ながらの6畳和室だが、窓から港が一望できる
TEL:0799-56-0128
料金:1泊2食1万5400円~(1人泊不可)
客室:2(カギなし、トイレ共用)
風呂:貸切1
備品:浴衣〇 歯ブラシ〇 タオル〇 Wi-Fi〇
住所:南あわじ市灘土生15-13
交通:山陽線舞子駅からバス50分、陸の港西淡バス停で乗り換え50分、灘地区公民館前下車徒歩3分/神戸淡路鳴門道西淡三原ICから20キロ
※ホームページは👉こちら
TEL:0799-52-3530
料金:1泊2食1万5550円~(1人泊不可)
客室:6(カギ付き、一部トイレ付き)
風呂:男1、女1(貸切は応相談)
備品:浴衣〇 歯ブラシ〇 タオル〇 Wi-Fi〇
住所:南あわじ市福良丙563
交通:山陽線舞子駅からバス約1時間10分、福良下車後、送迎5分(要予約)/神戸淡路鳴門道淡路島南ICから3キロ
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2026年8月号)
(Web掲載:2026年9月24日)


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