【紅葉の秘湯】夏の疲れを癒やす紅葉の温泉宿18選(3)

全国各地で記録的な猛暑が続いた2024年、極端な寒暖差もあり、夏の疲れがなかなか抜けない方も多いのでは。旅行読売10月号では、積もり積もった夏の疲れを癒やしに、人里離れた山あいに湧く温泉への旅を提案しました。毎年同じ場所で変わらず色付く紅葉と、大自然と一体になれる温泉で、健やかな心と体を取り戻す旅へ……。秋にぜひ行きたい、穴場の紅葉温泉宿をご紹介します。
【紅葉の秘湯】夏の疲れを癒やす紅葉の温泉宿18選(2)から続く
奥鬼怒温泉郷 八丁の湯<栃木>
紅葉と滝を同時に眺める露天風呂
日光国立公園内の標高1300メートルの高地に、和風の本館とログハウスが立つ八丁(はっちょう)の湯。女夫渕(めおとぶち)駐車場から送迎バスか、登山道を1時間半歩いて行く秘湯。自家源泉を三つの混浴露天風呂(タオル着用可)や女性専用露天風呂、男女別の内風呂にかけ流す。紅葉した木々や滝を見ながら湯あみができる。


TEL:0288-96-0306
住所:日光市川俣876
🍁紅葉の見頃:10月中旬〜下旬
客室:全24室
泉質:単純硫黄泉
料金:平日1万6500円~、休前日1万8700円~(ひとり泊/繁忙期を除く平日のみ可、+1100円~)
日帰り入浴:木・金曜の9時〜15時/800円
交通:東武鉄道鬼怒川線鬼怒川温泉駅からバス1時間35分の女夫渕下車、送迎バスに乗り換え30分(要予約、定時運行)/日光宇都宮道路今市ICから女夫渕駐車場まで57キロ
※公式サイトはこちら
下仁田温泉 清流荘<群馬>
都心から行きやすい川沿いの宿
御岳山(おんたけさん)などの山々に囲まれた栗山川沿いの静かな環境に立つ。2万平方メートルの敷地に本館や離れのほか庭園、農園、自然遊歩道、猪牧場が点在し、竹やぶに囲まれた露天風呂や、古代ヒノキの内風呂から色付く紅葉を眺める。宿で飼育している猪のほか、鹿や下仁田こんにゃくの夕食も名物。


TEL:0274-82-3077
住所:下仁田町吉崎769
🍁紅葉の見頃:10月下旬〜11月中旬
客室:全13室
泉質:含二酸化炭素―カルシウム・ナトリウム―炭酸水素塩冷鉱泉
料金:平日1万3900円~、休前日1万5000円~(ひとり泊/平日のみ可、+3300円~)
日帰り入浴:11時~14時/火・水曜休/1000円
交通:上信電鉄下仁田駅からタクシー5分、または徒歩25分/上信越道下仁田ICから7キロ
※公式サイトはこちら
花敷温泉 花敷の湯
1日4組限定の山あいの一軒宿
草津温泉から12キロ、尻焼温泉からすぐの所にある、和洋室4室のみの一軒宿。秋は、周辺の山だけでなく、玄関前の木もきれいに色付く。近隣とは異なる泉質の自家源泉を持ち、男女別の内湯や貸切露天風呂(無料)にかけ流す。夕食は、送迎車で別邸に移動して、囲炉裏を囲む会席料理。


TEL:0279-95-5307
住所:中之条町入山1533
🍁紅葉の見頃:10月中旬〜11月上旬
客室:全4室
泉質:カルシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物泉
料金:平日2万2150円~、休前日2万3250円~(ひとり泊/通年可、+5500円~)
日帰り入浴:不可
交通:吾妻線長野原草津口駅からバス35分、花敷温泉下車徒歩2分/関越道渋川伊香保ICから57キロ
※公式サイトはこちら