【はじめてのひとり旅(一人旅)の宿】OMO5京都祇園 by 星野リゾート< 京都・京都市 >(2)
ご当地グルメに詳しいスタッフが、ひとり旅にぴったりな夕食処を教えてくれる
【はじめてのひとり旅(一人旅)の宿】OMO5京都祇園 by 星野リゾート< 京都・京都市 >(1)から続く
最後に訪ねるのは界隈の名店だ。かまぼこ店「いづ萬(まん)」で〝ゆば巻天〟を、菓子司つかさ「するがや祇園下里(しもさと)」で〝祇園豆平糖(まめへいとう)〟を買い求めた。いずれも伝統の手作りを守る老舗で、古都に息づく食文化に触れた思いだ。「するがや祇園下里」では温かい 〝あめ湯〟が振る舞われた。ほんのりと懐かしい甘さがうれしい。
1844年創業の「いづ萬」は京都で最も古いかまぼこ店。伝統の製法と、こだわりの素材が生み出す味も旅の思い出に
菓子司「するがや祇園下里」も1818年創業の老舗。レトロな店構えも味がある。煎(い)り大豆入りの飴(あめ)菓子「祇園豆平糖」100グラム入り1188円 ※料金は取材時。変更の可能性あり
約1時間歩き、ネオンの明かりが灯(とも)る頃にツアーは終了。夕食処のおすすめをスタッフに聞き、円山公園近くの「鳥久(とりひさ)」に行く。優しい女将さんの接客で、初めてのひとり旅でもくつろげる。目にも美しい「加茂川御膳」を心ゆくまで味わった。
伝統の味を生かした「加茂川御膳」3850円は、色鮮やかな会席料理のお弁当。繊細な味わいの京料理だ
🍲鳥久

円山公園そばにある京料理店。窓の外に見える竹林も風情がある。鳥久自慢の鍋料理「若鶏の水炊き」は6600円。ホテルに予約しておけば、仕出し料理を部屋食で味わうこともできる。
■11時〜20時30分/不定休/京阪本線祇園四条駅から徒歩10分/TEL:075-561-0042
DAY➊19:30 夜のおも茶話会
夜は1階のOMOベースで、スタッフが点(た)てたおいしい抹茶がいただける
抹茶と干菓子もご近所の名店から仕入れた逸品だ
祇園の日常風景を垣間見る
翌朝は6時30分からのツアー「祇園うるわし朝まいり」に参加する。観光客がいない早朝に歩けるのは祇園というまちなかに泊まったご褒美。すがすがしい空気を吸いながら、花見小路通、安井金毘羅宮(こんぴらぐう)、ねねの道、八坂神社を存分に巡るのだ。
この日のOMOレンジャーは伏木彩優美(ふしきあゆみ)さん。「八坂神社には御千度詣(おせんどまいり)という風習があり、本殿を3周して参拝すると千回お参りをしたご利益があると言われます」と教えてくれた。「ならば、ぜひ」と3周回って新年の幸福を祈願する。

八坂神社の本殿をぐるっと回って御千度詣を体験する
境内の末社・美御前社(うつくしごぜんしゃ)には「美容水」と呼ばれる湧水があり、肌に2、3滴付けると身も心も美しくなるそうだ。あやかろうと何滴も付ける。「芸妓さんや舞妓さんも古くからお参りされています」と伏木さ。寄進された提灯(ちょうちん)に、芸妓さんの名が並ぶのも華やかで心楽しい。
境内の美御前社に湧く「美容水」。美しくなりますように
チェックアウトは遅めの11時。あの素敵な部屋に戻ったら、ほかほかのパンを食べてのんびり過ごそう。
焼きたてパンのプランは要予約で1000円。豆乳ディップ、粒あんなど6種のコンディメント(調味料)付き
DAY➋6:30 祇園うるわし「朝まいり」

京都で最も大きな花街「祇園甲部」。花見小路通に由緒あるお茶屋が並ぶ
悪縁を切り、良縁を結ぶという安井金比羅宮にお参り

高台寺の西側を通る「ねねの道」も早朝はひっそり静か。石畳を踏みながら歩く
「八坂神社の正門は、実はこちらの南楼門なんです」と伏木さんに聞いてびっくり

朝まいり後はホテルで生薬と焼き塩を配合した「御香煎(おこうせん)」で一服
文/北浦雅子 写真/清水いつ子
OMO5京都祇園 by 星野リゾート
TEL:050-3134-8095(OMO予約センター)
住所:京都市東山区四条通大和大路東入祇園町北側288
【ひとり泊データ】
条件:通年可
客室: 座敷ダブル(4人定員)トイレ付き・和洋室22.3平方メートル〜など(全36室)
食事:夕・朝食=部屋食
<料金(税込)>
素泊まり 平日1万9200円~/休前日2万7000円~
1泊朝食 平日2万700円~/休前日2万8000円~
1泊2食 なし
※夕食は上記料金に、周辺の店舗ごとに異なる仕出し料理代をプラスする。鳥久のお夜食セットなら+2500円
交通: 京阪本線祇園四条駅から徒歩5分/名神高速京都東ICから8キロ
※記載内容は掲載時のデータです。
(出典:旅行読売2025年3月号)
(Web掲載:2025年12月8日)


Tweet
Share